趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第22回が31日に放送され、スズ子(趣里)と弟・六郎(黒崎煌代)の兄弟愛に感動する視聴者が続出した。

【写真】スズ子を抱きしめる六郎、ほか『ブギウギ』第22回場面カット【5点】

『ブギウギ』は、「東京ブギウギ」で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。
ヒロイン・花田鈴子が、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、歌で日本中をズキズキワクワクさせるスター歌手・福来スズ子へと成長する姿を描く。

自分は梅吉(柳葉敏郎)とツヤ(水川あさみ)の子ではないと知ったスズ子。実母・キヌ(中越典子)から自分が生まれたときの話を聞くも、その真実に呆然。祖母・トシ(三林京子)らが待つ家には帰らず、川で昔の記憶を思い出していた。

何とか帰宅したスズ子に、六郎が「どこ行ってたんや、心配したんやで」と明るく駆け寄る。何も答えないスズ子の濡れた体をハンカチで拭く六郎。スズ子は「六郎、抱きしめてくれん」と泣き出し、六郎は真剣な顔でスズ子を抱きしめる。「お母ちゃんお母ちゃん」と声をあげるスズ子を、叔母・タカ(西村亜矢子)や祖母も涙しながら見守っていた。

祖母から、真実を知ったことをツヤに話してもいいと言われたスズ子。しかし、スズ子は香川であったことは両親には内緒にすると決める。六郎にも内緒にするように伝え、スズ子はいつものように笑顔で大阪の家に帰宅。しかし、ツヤは少し複雑な表情で、スズ子を見つめていた。


六郎がスズ子を心配し抱きしめるシーンに、ネット上では「六郎の強さと変わらなさに救われた回だった」「ねぇやんを気遣う姿、健気で泣けたなぁ」「いつも頼りない六郎が、こんなにもスズ子の心の癒やしになるとは」「六郎がいてくれて良かったよ、ありがとう六郎」などの声が多く集まっていた。

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