【写真】高雄さやかファースト写真集『君だけのもの』より厳選カット
──写真集発売、おめでとうございます!
高雄 ありがとうございます!
──初めて写真集を発売するときってどんな気持ちになるものですか?
高雄 発売前はドキドキでした。何日か眠れない夜が続きました。というのも、写真集ってやっぱり大きな目標だったからです。2年前から野望として持っていました。夢は口に出して叶うものなんだなと実感しています。
この目標を持ち始めた頃は、恥ずかしくて公言できませんでした。自分のファンの方にプライベートメールでお伝えするくらいだったんです。でも、夢は口にしないと叶わないと気づいてからは、公式HPのプロフィール欄に「秘かな野望」として書くようにしました。そして今年1月の生誕祭で目標として初めて発表しました。
──決まったと知った瞬間は?
高雄 信じられませんでした。なぜかというと、私の人生はハプニングだらけだからなんです。
そう思っていたら、やっぱりハプニングが起きたんです! 11月15日が写真集の発売日と決まっていたんですけど、STU48のシングルが2週間延びた結果、私の写真集の発売日と重なってしまって! 「やっぱりな~。ファンの人はどんな気持ちだろうな~」と思いました(笑)。でも、楽しみが2倍になったと、今は解釈しています。
──撮影はいかがでしたか?
高雄 地元の福岡県、それと宮崎県で撮影しました。福岡では私の好きな大宰府、門司港に行きました。星野村ってわかりますか? 星がきれいに見える名所なんですけど、私が行った夜には見えませんでした。
──ハプニングですね(笑)。
高雄 でも、宮崎もいいところでした。鬼の洗濯板で有名な青島近辺は南国みたいな雰囲気で、気に入りました。福岡もそうですけど、自然いっぱいの土地の方が落ち着けて、素の自分が出せました。
──写真集と言えば、水着ですよね。
高雄 そうですね。避けては通れません。お話しをいただいてから覚悟を決めました(笑)。
──そのために準備したことはありますか?
高雄 私はファンの方から心配されるような体形なので、脂肪をつけたくて、カロリーが高い食べ物をあえて食べるようにしました。それプラス、豆腐、納豆、豆乳といったたんぱく質をたくさん摂って。できることは何でもやりました。その結果、5~6㎏増えました。
──逆ダイエットですか。
高雄 そうなんです。女の子らしい、ぷにぷにボディになりました。最近、やっと元の体形に戻ったんですけど、太ったときは事情を知らないファンの方から、「今の方が健康的でいいよね」と言ってもらえました。
──タイトル『君だけのもの』はどのように決まりましたか?
高雄 秋元(康)先生が10個くらい案を考えてくださいました。私としては一択でした。私はSTU48に入る前からAKB48グループが好きで、歌詞もいいなと思っていたので、そんな曲を作詞されてきた方が私の写真集を見たうえでタイトルや帯文を考えてくださったんだと思うと、すごい世界線で生きているなって感慨深かったです。
帯文には「君が世界の中心にいるような気がして来た」と書かれていて、「え──ー!」って驚きと嬉しさでいっぱいになりました(笑)。
──ご家族の反応は?
高雄 家族は応援してくれはするけど、ドライなんです。「おめでとう。パチパチ」みたいな。詳しい感想は聞いていません。STU48に入る前、お父さんから水着NGを言い渡されているから約束を破った形になってしまったけど、夢が叶ったということで喜んでくれていると信じています。
──メンバーの反応は?
高雄 先行カットを見て、ビックリしていました。「さーやんってこんなにあったっけ?」って(笑)。
──2023年も終盤なので、今年の活動を振り返ってください。
高雄 今年前半にメンタルバランスを崩してしまったことはマイナスだったけど、1月に念願のソログラビアが叶ったのが嬉しかったです。
グループの活動で印象に残っているのは、ゆみりん(瀧野由美子)さんの卒業コンサートです(11月3日)。結成以来、STU48のセンターに立ってくれて、絶対的な存在だった方の卒業なので、これからグループが変わっていくだろうなと思いました。
──どのように変わっていくと思いますか?
高雄 それが、具体的にはまだ想像できていません。新しくなるだろうなとは思うんですけど、卒業したばかりなので……。来年になったら、見えてくるのかもしれないです。
──新しいグループ像でご自身はどんな存在でありたいですか?
高雄 自分にしか出せないオーラをまとった人になりたいです。周りを引き立てもするし、自分の色も出せるような人になるのが理想です。でも、自信が持てないので、自分には何もないなと思ってしまいます。ひとつひとつのお仕事を積み重ねていって、自信をつけていきたいです。
──もしシングルのセンターに指名されたら?
高雄 え──! そうなったら、弱い自分を捨てるしかないですね。
──同期である2期生とグループについて話すことはありますか?
高雄 結構話します。
──希望と不安、どちらが大きいですか?
高雄 不安はありません。グループって変わっていかないと成長していかないので、ゆみりんさんの卒業がいいきっかけになるのかなと思っています。まだ想像ができないからワクワクするのかな。後輩も入ってきましたし。これからもSTU48が持っている雰囲気を壊さずに、いい意味で変わったねと言ってもらえるグループでありたいです。
──来年やりたいことはありますか?
高雄 今年、印象的だったもう一つのことは夏のツアーなんです。やっぱりライブって楽しいなと思いました。福岡での凱旋公演もできましたし。だから、来年は47都道府県に行きたいです!
個人的には洋服と雑誌撮影が好きなので、ファッション誌に載ってみたいです!
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