【写真】ツヤと話す六郎、ほか『ブギウギ』第37回場面カット【5点】
『ブギウギ』は、「東京ブギウギ」で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。ヒロイン・花田鈴子が、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、歌で日本中をズキズキワクワクさせるスター歌手・福来スズ子へと成長する姿を描く。
六郎は出征に向けて頭を丸め、恥ずかしそうにツヤ(水川あさみ)の元に見せにくる。ツヤの体調は回復する兆しがなく、ツヤ自身も自分は助からないと悟っていた。ツヤは、梅吉(柳葉敏郎)に、このことはスズ子(趣里)と六郎には内緒にしてほしいとお願いをした。
落ち込む梅吉は、何も知らずいつも通り明るい六郎に怒鳴ってしまう。梅吉は六郎に謝り「お父さんなぁ、どないしてええか分からんようになってもうてる」と弱音を吐露。出征の日が明日に迫っていた六郎は少し複雑そうな顔をして、ツヤの部屋に向かった。
ツヤは「かわいいねぇ」「いつまでたっても子供みたいやなぁ」と六郎の頭を撫でる。もしかしたら最後の会話になるかもしれないと六郎もツヤも感じていたが、どちらも核心には触れず、ツヤは「元気でおるんやで」「あんたが帰って来るの首なごぉして待ってるからな」と六郎を抱きしめた。
家族と別れ、一人大阪を出発した六郎に「きょうの回はヤバい。泣くわ」「ブキウギ始まって1番泣いた」「六郎…と思うだけで涙が…」と悲しみの声が相次ぎ、「お父ちゃんも辛いね」「病床のおかあちゃんの表情…胸が痛い」など、今後の花田家を心配する声も多く集まっていた。
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