水川あさみが主演を務め、櫻井翔が共演する金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/毎週金曜22時)の最終回が6日に放送され、清家(櫻井)が道上(水川)の前で素顔をあらわにすると、ネット上には「不気味すぎる」「ホラー並みに怖い」などの反響が寄せられた。(※以下、ネタバレを含みます。

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【写真】終盤で“日本のトップ”となった清家(櫻井翔) ドラマ『笑うマトリョーシカ』最終回場面カット

 BG株事件に、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していることが発覚。道上はその事実を世に知らしめる記事を発表する。世間が騒然となる中、道上は父の不審な交通事故死に諸橋が関わっていたことを知る。そして、BG株事件には清家の亡き父・和田島(加藤雅也)も関与していたこと、さらに清家が生前の和田島と親交があり、道上の父の事故死についても知っていたことが明らかになる。

 クライマックスでは、道上が清家と対峙。道上は、清家を操っていた“ハヌッセン”は和田島であると持論をぶつける。しかし清家はそれを笑顔で否定すると一転して怒りのにじんだ表情になり「僕は誰にも操られていません」と明言。さらに清家は、自分が何者かに操られていると考えていた道上に対して「僕には“ハヌッセン”がいて、僕はその人のために日々職務にあたっている。そう…決めつけた」と怒りをあらわにし、彼女をにらみ付けるのだった。

 その後、清家は自身が抱えていた空虚さについて打ち明け、自分をコントロールしようとしてきた浩子(高岡早紀)、鈴木(玉山鉄二)、亜里沙(田辺桃子)を容赦なく切り捨てたこと、さらにヒトラーに対するシンパシーについても告白する。

 これまでの人当たりの良い笑顔は消え、怒りや悲しみ、虚しさといった感情も隠さず、次々と胸の内を言葉にしていく清家の姿が映し出されると、ネット上には「不気味すぎる」「とんでもない怪物」「ゾワゾワとするし鳥肌も立つしホラー並みに怖い」といった声が続出。

 終盤では物語の5年後も描かれ、清家がついに総理大臣に就任。
記者会見で改めて道上と対峙する姿が映し出され、最終回は幕を下ろした。放送後には「見応えのある最終回だったな~!」「いやー、いいドラマだった」などのコメントや「ずっと、こういう櫻井翔の演技が見たかったんだよ!」「圧巻の演技だった」といった称賛も集まっていた。

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