【写真】自身が経験した痴漢被害について明かした麻倉瑞季、ほか番組カット【3点】
番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「以前は『人混みに行くからだ』『嫌なら行くな』という声が多かったが、最近は『痴漢するヤツは来るな』という風潮に変わってきた。意識改革がちょっとずつ進んできたが、これまでにどれだけの被害を見過ごしてきたんだろう?」とコメント。
また、「この話題になると女性と男性とが対立している様子をネット上で見かける。例えば、女性から『男ってこういうことするよね』という声が上がり、それに対して痴漢をしない男性は『なんでそんなこと言われないといけないんだ』と反発することで、溝が生まれている。男女間で対立する必要はなく、痴漢をしたヤツを批判するべきなのに違和感がある」と指摘した。
グラビアアイドルの麻倉瑞季は「私もライブで痴漢被害にあった。ダイブした観客を受け止めるために両手を上げていたら、後ろから胸を揉まれた。今でも泣きそうになるくらいのトラウマです。そして、私もライブ中に声を上げられなかった。他の観客から『盛り上がっているのにシラケる』と思われるかもしれないと、すごく怖かった」と話した。
痴漢対策について、兼近は「第三者がとるべき行動には意外と正解がない。
また、番組では、「血液型占い」にフォーカス。科学的根拠がないにも関わらず、多くの人が信じてしまう理由を考えた。血液型占いを信じてしまう原因として、誰にでも当てはまるようなことを言われているにも関わらず、「自分のことだ」と信じてしまう“バーナム効果”を紹介。母からAB型だと伝えられていたが、実際はA型だったゲストの女性が「AB型の特徴は自由奔放。私もそう言われることが多かった。だけど、A型と分かってからは、A型らしく真面目に振る舞うようになった。
兼近は「自分自身のことが分からないから、占いの性格診断を頼って、『自分はこういう人だ』としているんだと思う。現代は様々な情報を日々取り入れないといけないから、自身と向き合う時間が後回しにされていて、自分のことを知らない人が多い」と推測。その上で、「誰が言っているのか分からない性格診断よりも、自分のことをよく知っている人の話の方が信じられる。占いを見ている時間があったら、自分と向き合った方が良い」と“兼近節”で話していた。
【あわせて読む】親との適切な距離感とは? 山崎怜奈が持論「親だって間違えることがある」