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春田と牧は、新婚旅行の計画を立てていた。そんな中、牧は春田の幼なじみ・荒井ちず(内田理央)や同僚の栗林歌麻呂(金子大地)の話を聞き、春田に熱海へ行くことを提案する。その話を聞いていた家政夫・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は、春田と牧に熱海行きの旅行券を渡す。
武蔵は商店街の福引で熱海旅行券を当てていたが、一人で行く気にはならず、2人にプレゼントしたのである。春田が中身を見ると、そこにはペアチケットではなくファミリー旅行宿泊券があり、4名まで利用可能のものだった。春田が「部長も一緒に行きましょう」と提案し、結局武蔵も同行することになった。
新婚旅行当日、武蔵が車で春田と牧を迎えに来る。「私は空気になりますので、どうかご安心ください」と言う武蔵。武蔵の運転で3人は熱海へ向かい、その後春田と牧は新婚旅行を満喫していた。しかし、途中で牧は結婚指輪を紛失してしまい、春田に言えずにいた。春田に指輪のことを言えないまま、夕食の時間を迎える。すると夕食の会場に、なぜか和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)の姿が。
5人での宴会が始まるが、牧は失くした指輪のことで落ち込んでいた。和泉は牧から話を聞き、一緒に指輪を探すことに。しかし結局指輪は見つからず、牧と和泉は旅館に戻る。心配していた春田は何があったのかを聞くが、牧は答えようとしない。武蔵が「ちゃんと説明キボンヌ」と口出しをすると、「あなたに関係ないでしょ」と言う牧。
武蔵が「散々人に心配かけておいて、何言ってんだよ」と言い牧の頭を叩くと、牧も「つうかさぁ、全然空気にならないじゃないですか」と言い、座布団を投げつける。こうして牧と武蔵の乱闘が始まり、春田と和泉が止めに入る中、酔っ払った菊之助も乱入してきて滅茶苦茶な状況に。そしてついに牧は「指をなくしたんですよ!結婚指輪を!」と大声で叫ぶ。
その後牧が部屋で謝ると、春田は「そんなんでボロボロになってどうすんだよ。そんなのより、牧の方が何万倍も大事に決まってんだろ」と泣きながら伝える。2人で泣いていると、牧は陶芸した場所に指輪を置き忘れたかもしれないことに気が付く。
翌日2人で陶芸した場所に向かうと、なんと春田の湯呑みに結婚指輪が混入していたのであった。何とか指輪が見つかり、5人は無事家に帰ることに。そして帰宅後、菊之助が「今回の旅行でよく分かりました。春田さんと秋斗って確かに顔はそっくりだけど、キャラは違うし、当たり前だけど別人ですよね。あれは秋斗じゃない」と話すと、和泉は「分かってる。俺はもう春田さんのこと秋斗だとは思ってない。なぁ菊。好きになったのかもしれない、春田さんのこと」と言うのであった。
今回の放送では、春田と牧の新婚旅行の様子が描かれた。特に武蔵、和泉、菊之助を巻き込んだ乱闘シーンは素晴らしく、一瞬たりとも目を離せないほどの面白さだった。一方で和泉が菊之助の気持ちに気付かず、春田のことを好きになってしまうという展開は胸が苦しかった。本作はコメディ要素とラブロマンス要素のバランスが抜群で、視聴者を飽きさせない作品になっている。
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