【写真】キヌを見つめるスズ子、ほか『ブギウギ』第111回場面カット【5点】
梅吉(柳葉敏郎)が亡くなり皆が悲しむ中、スズ子は葬儀に参列していた杖をつく女性を気にかけていた。お互いにゆっくりと目を合わすと、その女性はスズ子の生みの親・キヌだった。六郎と香川に行き、自分の出生の真実を知ったときから、約15年ぶりの再会だ。
15年前、キヌが「れんげ摘もか、たんぽぽ摘もか」とあやしていた赤子もすっかり大きくなり、二人の息子は立派な青年に成長。二人はスズ子の大ファンだといい、「母ちゃんが知り合いだなんてびっくりしました」と喜ぶ。彼らはまだ、スズ子とキヌの本当の関係性を知らないようだ。
キヌは「こうしてまたスズ子さんとお会いできて、うちはほんまに幸せもんやけん」と思いを噛み締め、スズ子も「良かったです」と、ぎこちなく答える。スズ子は別れ際「また会いましょね」とキヌに声をかける。キヌは目を丸くし戸惑いながらも、少し笑みを浮かべて「また…」と頭を下げた。
すると二人のやりとりを見ていた愛子(小野美音)が「あのおばあちゃんは誰?」とスズ子に質問。足が悪く、息子たちから遅れをとって歩くキヌは、振り返りこそしないものの、スズ子の返答を気にしていた。スズ子は「マミーのなぁ…マミーのマミーや」と返答。
梅吉の死によって、15年ぶりにキヌに会うことができたスズ子。二人の再会シーンには「キヌさんのあの表情にはいろんな想いが感じられて感情が揺さぶられた…」「中越典子さん演じるキヌの表情が全てを語り納得させてしまったのが凄いな」「心で繋がる親子もあれば、血で繋がる親子もある」「マミーのマミー。マミーは1人じゃなくてもいいもんね」など、視聴者から「涙した」と多くのコメントが寄せられていた。
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