7月21日(日)の福岡からスタートし、宮崎、長崎、佐賀、鹿児島、大分、熊本と回り、再び地元・福岡に戻って開催したツアーファイナル。
昼公演、前座を務めたのは、これまでのツアー各公演で上演してきた<寸劇戦隊指レンジャー>の出演メンバー。座長を自認する村重杏奈を中心に寸劇や歌を披露し、本編前から会場は大きな盛り上がりを見せた。
昼公演はこれまでの公演からセットリストを一新した「ユニットコンサート」。2期生を中心に結成された「R24」や、3期生以降のメンバーで構成され単独でコンサートも開催した「F24」、<AKB48グループユニットじゃんけん大会2017>で優勝した荒巻美咲と運上弘菜による「fairy w!nk」など多彩なユニットが登場した。
公演中盤には、チームKIVキャプテンを務める本村碧唯が以前から実現を望んでいたダンス選抜ユニットが、ついにお披露目に。“最高に魅了する”という意味から名付けられた「Lit charm(リットチャーム)」は、ダンスレッスンのハイクラスから、さらに厳選された9名によって構成。「How come ?」など高いスキルが求められるダンスナンバーを披露し、パフォーマンス後にはほとんどのメンバーが息を切らし倒れこむほどの激しさで会場を魅了した。

Chouのパフォーマンス
そして、いよいよ最終公演となる夜公演。オープニングの定番となっていた支配人からの卒業セレモニーでは、楽曲が尾崎豊の「卒業」から海援隊の「贈る言葉」に変更され、冒頭からファイナルの特別感が漂う構成に。
ツアーのお楽しみ<寸劇戦隊指レンジャー>も最終回。博多星を支配した極悪同好会のボス・クドー(工藤陽香)を、なぜかゴールドに輝く最強の指レンジャーに覚醒した松岡はなが激闘の末に倒し大団円に。
最後に、チームHキャプテンの松岡菜摘が「応援してくれるみなさんの力が大きくて、こうして最終日を迎えることができました。今のHKT48にとって大事な時間を過ごさせていただきました。これからも皆さんに支えてもらって、たくさん応援してもらって、たくさんたくさん思い出を作りたいなと思います(一部抜粋)」とメンバーを代表して、ファンに感謝の気持ちを伝えた。
アンコールでは、HKT48劇場のオープンから8年目を迎えた記念イベントとして、11月25日(月)に博多座にて前夜祭、11月26日(火)に福岡市天神の西鉄ホールにて「8周年特別記念公演」が開催されることがサプライズ発表された。博多座では、昭和の名曲の数々をHKT48が披露する歌合戦を行う予定だという。
そしてラストにはダブルアンコールも起こり、「桜、みんなで食べた」を急遽披露。メンバーだけでなく会場も声を合わせて、まさに“みんなで”のパフォーマンスで3カ月にわたるツアーは幕を閉じた。

▽8周年記念イベント概要
8周年だよ!HKT48の令和に昭和な歌合戦~みんなで笑おう八っ八っ八っ八っ八っ八っ八っ八っ(笑)~
11月25日(月)HKT48 8周年前夜祭コンサート(博多座)
11月26日(火)HKT48 8周年特別記念公演(西鉄ホール)