【写真】タレント営業兼タレント、池田桃子の撮りおろしカット【10点】
池田桃子の記念すべき初写真集のコンセプトは「不倫の日々を送る、都会で働くキラキラ女子。そして破局を機に地元に戻った」というもの。そのため、東京や伊豆のほかに池田の地元・北九州での撮影も敢行した。
「実際の私生活は全然キラキラしていないんです。むしろ赤提灯とスナックに惹かれるタイプなので(笑)。それに不倫したこともないですよ! ただ若い頃はバンドマンにハマっていたので、“気づいたら浮気相手になっていた”ということはありました。モロに3B(バーテンダー、バンドマン、美容師は結婚相手に向いていないという説)って感じで。
その反動で、今度は自分が5股した時期もあります。当時は婚活の一種だと割り切って、いける人は全部いっていましたね(笑)」
なかなかに紆余曲折の恋愛経験を重ねている模様だが、こうしたアラサー女子のリアルな物寂しさと葛藤も写真集の中にはたっぷり詰まっている。憂いを帯びた艶やかな色気は、若いグラビアアイドルに出せない種類のものだろう。
写真集の中でお気に入りは、表紙でも使われたラブホテルでのカット群。初日の撮影後にスタッフが集結して決起集会したところ、これが大盛り上がり。すっかり上機嫌になった池田は「このままカメラマンさんと2人で軽く撮ってきます」ということになったという。
「打ち上げの延長戦というか、私もお酒を飲んですっかり気持ちよくなっていたんですよね。緊張した初日の撮影もとりあえず無事に終わったということで、気持ち的に開放されていた部分がありまして。自分でもすごく楽しそうにしているなって感じますね。肩肘張って頑張ろうとしていない姿が素っぽくて」
それまで自社タレントのグラビア撮影に立ち会った際も「この子、本当に頑張っているな」と感心しながら見ていた池田だが、自身が被写体として苦労を重ねたことで、ますますリスペクトする気持ちが強くなったという。「ストイックに身体を絞り、それをキープするって並大抵のことではないですよ」と最大限の賛辞を送る。
「以前、私も『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』(テレビ東京系)で10kgダイエットに挑戦したんですよ。今回の撮影に備え、そこから頑張って筋トレを継続していました。ただ、お酒だけは辞められないですね。特にスナック通いは、趣味が高じて今は1日ママみたいなこともやっています。
およそ裏方の人間とは思えないほど多方面で活躍してきた池田だが、なんと写真集発売のあと、19日には徳間ジャパンコミュニケーションズから演歌歌手デビューすることも決まっている。「もうこうなったら、自分の写真集と演歌CDを持って全国のスナックをキャンペーン回りするしかないかな」と無邪気に笑う。
「実は私、10年くらい前に歌手オーディションでつばさレコーズに入っているんです。当時ははちみつ。という大学生デュオでアーティスト活動していて、インディーズで出したCDはオリコンのデイリーで14位くらいまでいきました。だけど、結局はメジャーデビューできずに1年で解散。私は休学していた大学に戻り、卒業後はまったく関係ない会計事務所で働いていたんですけどね」
その後、「今度はタレントじゃなくマネージャーとして働く気はないか?」と現在の会社から声がかかり、今に至る。こうした経歴を踏まえると、“営業なのにマルチに活躍中”という池田の立ち位置も納得できるものがある。
「ぶっちゃけ、写真集やグラビアに関してはエロい目で見てほしいというのが本音です。カメラマンの中山雅文さんやスタッフさんたちの実力によってセクシーな仕上がりになっておりますので、ぜひご覧いただければと。それから5月19日にはHMV&BOOKS SHIBUYAさんで“名刺交換会”をやらせていただきます。
これは普通のタレントさんのように“サイン会”とか“お渡し会”にするのがおこがましいからなんですけど、人が来てくれるのか不安で……。
(取材・文/小野田衛)
【前編こちら】マネージャー兼タレント・池田桃子、“脱ぎ惜しみ0”の写真集「覚悟は最初から決まっていました」
▼information
5月19日(日)13時より、HMV&BOOKS SHIBUYA にて写真集発売記念イベントが開催される。