【関連写真】最終回まであとわずか、おむすび第123回場面カット【5点】
この日の第1試合、岩手県・花巻東と群馬県・健大高崎の試合前のことだ。別井アナはまず、準々決勝の朝を迎えたことを伝え、続いて「同じくクライマックスを迎えました、連続テレビ小説『おむすび』最終週のタイトルは『みんなを結ぶ』。こちら甲子園も連戦になる中、チームみんなの力を束ねて壁に挑んでいく一日が始まります」と、まさかの”朝ドラ受け”トークを開始。
続いて解説者の坂口氏を紹介し、氏が朝ドラファンで『おむすび』を毎日視聴していることを視聴者に明かしたのだ。
すると坂口氏は「最終週は『おむすび、みんなを結ぶ』というお題でございますから、今日は歩さんが詩ちゃんを仕事場並びに家族まで受け容れるという話がありましたし、結ちゃんのNST(栄養サポートチーム)活動が停止になりましたけど、最後患者さんにどうやって寄り添っていくのか、最後まで楽しみに観ております」と、熱く語ったのだった。
朝ドラを毎日視聴していることが伺える愛情あふれるトークに、視聴者も大盛り上がりしたようだ。
NHKでは朝8時からスタートする朝ドラが終了すると、次の番組『あさイチ』で出演者の鈴木奈穂子アナウンサーと博多華丸・大吉の2人が朝ドラの内容についてコメントする「朝ドラ受け」が好例。高校野球期間中は「あさイチ」が放送されないので、こうしたトークもないのだが、この日はまさかの“高校野球で朝ドラ受け”に視聴者も沸いたのだ。
この日、『おむすび』は123回が放送され、坂口氏が語った通り、主人公で管理栄養士の米田結(橋本環奈)の姉・歩(仲里依紗)が、かつて阪神・淡路大震災で亡くなった親友の真紀(大島美優)に瓜二つの身寄りのない少女・田原詩(大島)の未成年身元引受人になる相談を結にするというストーリーが展開された。
『おむすび』は3月28日に最終回を迎え、選抜高校野球も順調なら30日に決勝を迎える。