今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第10回が11日(金)に放送された。

【写真】ついに今田美桜と北村匠海も登場、『あんぱん』第10回【5点】

母・登美子(松嶋菜々子)の家にたどり着いた嵩(木村優来)。
しかし、嵩を見た登美子の第一声は「何しに来たの」と残酷な一言だった。嵩は「え…」と思わず漏らしたあと、「千尋が熱を出して母さんに会いたいって…」「ううん。本当のこと言うと僕の方が…。母さん、ずっと会いたかった」と登美子に思いをぶつける。

登美子は少し口角を上げるもすぐに首を振り、「嵩…ここには…」と言葉を詰まらせると、登美子を「お母さま」と呼ぶ幼い女の子と、現夫と思われる男性が帰ってきた。登美子は「突然親戚の子が訪ねてきて」とウソをついた挙句、「ここに来ちゃもういけないの」とお金を手渡そうとする。嵩は母の手を払いのけ、一人とぼとぼと帰路を歩いた。

一方、朝田家では嵩がいないと大騒ぎ。のぶ(永瀬ゆずな)は「うちのせいや…うち、嵩に行ってこいって言うてしもうた」と責任を感じているようだ。そんなのぶを見かねて、羽多子(江口のりこ)は「あんぱん売りに行こう」と口実を作り、二人で嵩を探しに行くのだった。

SNSでは「あー、想像してたことだけど切ない」「ひどいよ登美子さん、、」「崇の気持ちを思うと…ひたすらツラい展開で悲しいしやり切れない」「ひたすら残酷」など、嵩の心境を心配する声が寄せられていた。

終盤では7年の時が経ち、大きくなったのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の姿が。
今週で幼少期時代は終わり、次週は第3週「なんのために生まれて」が放送される。

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