2025年7月期に日本テレビ系で放送される連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』に、當真あみと上白石萌音が出演することが明らかになった。

【画像】原作・末次由紀先生特製描き下ろしイラスト

當真にとって連続ドラマ初主演となる本作で演じるのは、梅園高校かるた部の幽霊部員・藍沢めぐる。
映画シリーズから続投となる上白石は、梅園高校の非常勤講師でかるた部の顧問を務める大江奏役を演じる。

『ちはやふる-めぐり-』は、末次由紀による累計発行部数2,900万部超の人気漫画『ちはやふる』を原作とする劇場版シリーズの10年後を描いた完全オリジナルストーリー。令和の高校生たちが再び「競技かるた」に青春を懸けて挑む姿を描く。

物語の舞台となる梅園高校の競技かるた部は、部員不足により廃部寸前の危機に瀕している。そんな中、2年生の幽霊部員・藍沢めぐるが新たな顧問・大江奏との出会いをきっかけに、大きく運命を動かしていく。

當真は出演にあたって、「映画『ちはやふる』シリーズの世界観にリスペクトを持ち、末次先生の作品やファンの方々のイメージを崩さないようにしっかり繋いでいきたい」とコメント。「私が受けた感動を今度は観てくださる方に届けたい」と意気込みを語っている。

一方、上白石は「また奏を演じられる喜びがあった」とコメント。映画シリーズから実際に10年が経過していることにも触れ、「10年という時間を思い起こすきっかけになった。感慨深いという言葉がぴったり」としみじみと語った。

「原作ファンも映画ファンも、そして初めて『ちはやふる』に触れる方にも、みずみずしく心が溶かされるような作品になる」と上白石。疾走感と葛藤が丁寧に描かれる骨太な青春ドラマを目指し、「ぜひ楽しんでほしい」と呼びかけている。


今回のドラマ化を記念し、原作・末次由紀による描き下ろしイラストも公開された。25歳となった奏が黒板に自己紹介を書き、そのまわりをかつての仲間である綾瀬千早、真島太一、西田優征(肉まんくん)、駒野勉(机くん)が囲む、和やかで懐かしさに満ちた1枚となっている。

末次氏は「物語と現実の10年が重なり、上白石さんがまた奏を演じてくれることが嬉しい」と振り返り、「當真さんとともに、新しい時間を自由に、伸びやかに楽しんでほしい」とメッセージを寄せている。

ドラマ『ちはやふる-めぐり-』は2025年7月より放送開始予定。新旧キャストが紡ぐ“青春と再生”の物語に注目だ。

▽藍沢 めぐる(あいざわ めぐる) … 當真あみ
梅園高校競技かるた部幽霊部員の高校2年生。

――出演が決まったときのお気持ちは?

参加させていただける嬉しさと緊張がありました。みなさんが作り上げた映画「ちはやふる」シリーズの世界観にリスペクトを持って、末次先生の「ちはやふる」、映画「ちはやふる」シリーズのたくさんのファンの方々のイメージを崩さないよう、繋げていけたらなと思いました。

――映画シリーズの感想を教えてください

最初に憧れという感情を持ちました。かるたをなりふり構わず追いかける姿がすごくまぶしかったです。私が映画「ちはやふる」に出会ったのはちょうどコロナ禍で部活も学校も休みになったときだったので、私の中で希望にもなった作品でした。

――原作・アニメ・映画ファンを含めて、ドラマの放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします

「ちはやふる」は本当にたくさんのファンの方々がいると思います。
私もこの作品に感銘を受けた一人です。私が受けた感動を今度は観てくださる方に伝えられたらなと思っています。ぜひ、楽しみにしてほしいです。

▽大江 奏(おおえ かなで) … 上白石萌音
梅園高校の古文非常勤講師・競技かるた部顧問。25歳。
高校時代は瑞沢高校競技かるた部として全国優勝。

――出演が決まったときのお気持ちは?

ひと言では言い表せません。また奏を演じられるのだという喜びがありましたし、「ちはやふる」の世界に飛び込んで心を動かせるのが本当に嬉しいなと思いました。映画の10年後の世界を描くドラマですが、実際に映画シリーズの撮影からも10年が経っています。早かったのか、長かったのか……“10年という時間”に思いを馳せるきっかけにもなりました。感慨深いという言葉が一番ぴったりかなと思います。放送が楽しみでなりません。


――原作・アニメ・映画ファンを含めて、ドラマの放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします

原作をお好きな方も、映画を愛してくださっている方も、初めて「ちはやふる」と出会ってくださる方も、きっと心がみずみずしく溶かされるような、栄養のようなものを体中に感じていただけると思います。疾走感があって、葛藤もしっかり描かれている骨太な青春ドラマになると思います。どの方々にも満足していただけるように精いっぱい作っていきますので、ぜひ、楽しんでいただけると嬉しいです。

――出演決定後、末次先生とお会いする機会はありましたか?

(ポスター撮影の時に)本当に久しぶりにお会いしました。また一緒に作品を作らせていただけることの喜びを分かち合いました。10年後が舞台ということで、奏もしっかり10歳年を取っています。原作では描かれなかった奏の葛藤や、千早ちゃんへの想い、どんなふうにこの10年を過ごしてきたのかというところもしっかり描かれます。末次先生も「そこがすごく嬉しい」とおっしゃっていました。先生にとってはきっとどのキャラクターも我が子のように大切だと思いますので、私もしっかりと奏ちゃんを愛し抜いて一緒に悩んだり喜んだりしたいと思います。

▽原作・末次由紀先生 コメント全文
続編の企画が進み、大江奏役を再び上白石萌音さんにお願いすることが決まったとき、上白石さんが「またかなちゃんになれるなんて」と喜んでくださったことが、とても印象に残っています。
物語の中で10年という月日が流れたように、現実の時間も重なり、その時を経た大江奏を、上白石さんが喜びをもって再び引き受けてくれたことが、本当に嬉しかったです。
ふたたび部活に奮闘することになった大江奏の姿を、漫画のキャラクターたちもきっと応援している――そんな思いを込めて、新しいイラストを描きました。

新キャストの當真あみさんとともに、自由に、そして伸びやかにこの時間を楽しんでほしいという願いも込めています。

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