【写真】サンプラザ中野くん、爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」を徹底解説【7点】
本番組は、数ある名曲の「心に刺さった歌詞」に注目し、名曲の魅力を再発見する歌詞特化型の音楽番組。
アーティストゲストが自身の“グッとフレーズ”を徹底解説する人気コーナーでは、秦基博、サンプラザ中野くん、矢井田瞳が自身の楽曲を振り返る。初登場のサンプラザは、今から40年前に発売した爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」を解説する。
デビューからわずか1年4か月で日本武道館ライブを満員にするように言われ、苦肉の策で生み出した楽曲だったという。武道館を満員にすることはできないと、自分たちのライブに空席がある言い訳の曲を作ろうとしていたが、進むにつれ本人も“驚くほどうまく書けた”と自信を漲らせる曲になっていったという。発売から40年経ち、今年映画化もされたほど愛され続ける名曲の魅力を紐解いていく。
矢井田は、2000年に発売したメジャーデビューシングル「B’coz I Love You」の制作時を振り返る。愛されることに貪欲な女性の心の声をまるで代弁したかのようなインパクトのある歌詞には、男性陣から「重い」との声も飛び交うが、岡田をはじめ女性陣からは共感の声が。さらに、矢井田が一途な女性の恋愛観を表現するためにこだわったレコーディング方法も明らかに。
秦は、優しい表現が多くの人の心に刺さった珠玉のラブソング「ずっと作りかけのラブソング」の制作秘話を明かす。映画「35年目のラブレター」の主題歌でもあるこの楽曲は、最愛の人へのラブレターをつづるために読み書きのできない主人公が勉強に奮闘する物語の脚本を読んで制作したのだという。
“歌詞を読み込む男”MCの加藤がトップスターに刺さった“グッとフレーズ”を聞くコーナーでは、数々のヒット曲を生み出してきた秋元康と、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二を直撃する。美空ひばりの「川の流れのように」をはじめ、誰もが知る数多の名曲を生み出してきた秋元は、作詞家として強く影響を受けたという楽曲を紹介する。それが、秋元が中学生のときにラジオから流れてきた、ジローズの「戦争を知らない子供たち」だ。
当時、ベトナム戦争の真っ最中で新しい反戦歌としても話題になったこの楽曲に強い衝撃を受けたという。秋元がその時代に生まれた意味ややるべきことを教えられた気がしたという、“グッとフレーズ”を明かす。さらに、秋元が「戦争を知らない子供たち」の歌詞にインスパイアされて綴ったという欅坂46の「サイレントマジョリティー」に込めた想いにも迫る。
そして、若い頃からパンクロックに傾倒してきた小峠は、自身の芸人人生を支えてきた楽曲を紹介する。テレビ出演が一切なかった不遇の時代に、このまま芸人の道を進んでいいのかと思い悩んでいた小峠が、背中を押された楽曲だという。加藤の心にも刺さった、仕事で悩んでいる人に聞いてほしいという“グッとフレーズ”に注目だ。
さらに番組では、5月5日のこどもの日を前に、子どもたちに残したい“グッとフレーズ”も特集する。スタジオでは、ゲストたちがそれぞれ100年後に残したい“グッとフレーズ”を紹介するほか、昭和世代にとって懐かしの曲でも驚愕の歌詞が連発の【令和じゃありえない昭和のアウトフレーズ】や、日本語にしてみたら衝撃の歌詞が続々の【洋楽のショックフレーズ】も特集する。
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