【写真】すいむさんのラムコスプレ撮り下ろしカット【7点】
今回、お話を伺ったのは、ライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』のラムのコスプレをしていた、現役高校生のすいむさん。コスプレを始める前は作品への愛を形として集める「衣装コレクター」だったという。そんな彼女に、表現への憧れに目覚めたキッカケや、コスプレへのこだわりを訊いてみた。
――コスプレを始めたキッカケは何だったのでしょうか?
すいむさん 最初は、大好きな初音ミクの『千本桜』衣装を買ったことでした。自分が着られるサイズを選んだんですけど、いざとなると着る勇気がなくて、結局お部屋に飾っていたんです(笑)。それから着るというよりは、収集が目的で衣装を集めていました。
――そこから、実際に着てイベントに参加するようになったのには、何か転機があったのですか?
すいむさん 同い年の友達が、オフ会に誘ってくれたんです。そこで、同じ年代・同じ趣味のお友達や、コスプレ仲間と出会うことができて。「イベントに出てみよう」って思えるようになりました。あの出会いがなければ、今も部屋で衣装を眺めているだけだったかもしれません。
――今日の『Re:ゼロから始める異世界生活』は併せで参加されています。
すいむさん ずっと前から計画していてやっと実現できました!この衣装はたくさんあった候補の中から「これがいいね」「こっちのほうが可愛い」って選んだんです。パニエを入れるかどうかとか、本当に細かいところまで二人で相談して決めました。なので、今日この衣装に袖を通して、友達と一緒にいられるだけでもう幸せです。
――その強いこだわりを支える衣装代や活動資金は、どうされているんですか?学生さんだと大変なのでは。
すいむさん 全部バイト代ですね。頑張って働いてます(笑)。だいたい月8万円くらいかな。
――月8万!それはすごいですね。学業との両立も大変ではないですか?
すいむさん そうですね。でも、欲しい衣装を見つけたときに、お金を理由に妥協したくないんです。なので、「これだ!」って思ったものをいつでも買えるように、普段から貯めるようにしています。好きなことのためなら頑張れますね。
――最近ハマっていることはありますか?
すいむさん 最近また『原神』に復帰しました。ちょうど欲しいキャラクター(スカーク)が実装されたタイミングだったので沼ですよね…。
――お目当てのキャラクターはゲットできたと。
すいむさん それが、大変だったんです(笑)。まず1万円課金したんですけど、出なくて……。どうしても諦めきれなくて、そこからゲーム内のマップ探索とかを必死に頑張って、追加で75連分の石を貯めました。合計で150連近く回して、なんとかお迎えできました。
――では、今後の活動の目標などを教えてください。
すいむさん 実は……進学の準備で下半期がすごく忙しくなるので、コスプレ活動は今日のイベントで一旦お休みするつもりなんです。予定を入れてしまって、もしキャンセルになったら相手の方にも迷惑をかけてしまうので……。だから、今日こうして友達と念願の併せができたことが、今年一番の思い出になりました。
――そうだったんですね。
すいむさん もともと絵を描くのが好きで、CGやグラフィックデザインの専門学校に進学します。将来はCGクリエイターになれたらいいなと。そのためにも、まずは学業を頑張って、ちゃんとお金を稼いで、また大好きなコスプレを続けられるようにするのが今の目標です。
【あわせて読む】ゲームから飛び出した!?『FF7R』ティファを完全再現「衣装は体型がベストなときに映えるように」