雑誌やメディアを賑やかしている“ゼロイチファミリア”。各雑誌を席巻する美女たちを要する芸能事務所が、今年自信を持って送りだす“圧倒的顔面偏差値”の5人組アイドルユニットが「#ババババンビ」だ。
本格デビュー前ながら、チラシ配布イベントで長蛇の列を生み出し、お披露目ライブのチケットを即完させるなど、その注目度は高まり続けている。

今回、令和のアイドルシーンを賑わす彼女たち一人ひとりにスペシャルインタビューを敢行。1人目は黄色担当の吉沢朱音。個性あふれる各キャラクターから、グループにかける想いなどを熱く語ってもらった。残念ながら3月27日に予定していたお披露目ライブは、新型コロナウィルス感染症の影響から中止となってしまったが、来たるデビューライブに備え今記事を読んで予習しておこう。

──Twitterを拝見していると、毎日相当量の練習を積んでいるようですね。

吉沢 はい! 今ちょっとずつですが、ダンスの形が固まってきたところです。正直、結成が去年の11月で、3月にデビューすると言われた時は「あと3ヶ月以上もある! 余裕~」という気持ちだったのですが、もうデビュー直前? って、ちょっと焦っています(笑)。

──不安と楽しみならどちらの方が強いですか?

吉沢 (喰い気味で)不安です。

──早い(笑)。

吉沢 デビュー前にもかかわらず色んな媒体で取り上げていただき、ファンの方もすごく期待をしてくださっているので、その期待を超えなくちゃ! という気持ちが徐々に強くなっているんです。ただ、100%不安だったところから、今は徐々に“楽しみ”も強くなってきました。
練習をしていると「カッコイイアイドルというところ見せてやる!」という気持ちになるんですよ。パフォーマンスも重視して練習をしているので、みなさんの想像を超えていきたいと思います。

──今のグループの空気感はどうですか?

吉沢 みんな意識が高い子たちだと思います。私たちは元々個人で活動していた子たちが集まったので、全員が「絶対に売れてやる!」という強い気持ちを持っています。すごく良い空気感ですね。ただ、まだお互いがバランスを取り合おうと遠慮している部分もある気がします。もっと距離を縮めて、もっと意見を言い合えるぐらいの良い関係になれたらいいなと思っています。

──この5人の中において、吉沢さんはどういう立ち位置ですか?

吉沢 メンバーがどちらかと言えばオトボケ系が多い中で、個人的にはバンビの中でもシッカリしている方だと思います(笑)。(池田)メルダと(水湊)みおちゃんはイジられ系で、岸みゆはポワ~ンとしていて、(小鳥遊)るいちゃんはおとなしいので、私がシッカリしないとダメかなと。それに、パフォーマンス面でもシッカリしている方かな……自慢になっちゃいますが、正直ダンスは一番踊れていると思います!

──確かヒップホップダンスの経験があるんですよね。

吉沢 はい。それに3年ほど前からマジシャンをやっているので、経験は浅いですがこの中では一番ステージ慣れをしています。
短いなりにも自分が学んだことをもっと伝えて、みんなを支えていきたいと思っています。

──リーダー気質、ありますね。

吉沢 いやいや! よく忘れ物をしちゃいますし、遅刻も少々……(苦笑)。

──グループ初の楽曲『ばばばばんびずむ~!!』の自己紹介の所に「趣味:遅刻/特技:遅刻」と書いてあるぐらいですからね(笑)。

吉沢 ちょっとオットリしすぎなところがあって、ついつい(笑)。けど、最近はそのクセも直り始めてきたんですよ。ネガティブなイメージをひっくり返したいですね。って、この紹介のところ、自分で書いたんですけどね(笑)。

──アイドルファンの吉沢さんから見た、理想のアイドル像は?

吉沢 私のアイドル好きの入り口が元AKB48渡辺麻友さんなんですよ。可愛くて、歌が上手くて、パフォーマンスもできて……なんでも揃っているんですよ。これが王道アイドル! という方じゃないですか。私も全てを兼ね備えた渡辺麻友さんみたいな方になりたいですよ。
そのためにはまず、遅刻を止めます!

──吉沢さんから見た#ババババンビの魅力は?

吉沢 個性派! 誰一人特徴が被っていないんですよ。あと、可愛いですよね。加入しないかと、お話をいただいた時には、この子たちと一緒にアイドルやれるって嬉しすぎ! ってなりましたから。

──何せ各メディアで「圧倒的顔面偏差値」という冠をいただいていますからね。

吉沢 ちょっと、ハードル上がり過ぎですよね。確かに客観的に見て本当に可愛い子たちの集まりだと思います。けど、私自身はその枠に入るのはちょっと違うなって(苦笑)。しかも、こんなに大々的に顔面推しでこられると、デビュー後に「大したことないな……」と思われたらヤバいじゃないですか。今からでも遅くないので“圧倒的”でも外してもらえないかな。もっと優しい表現にならないかな……って(笑)。これからは可愛いだけじゃないバンビなりの特徴を見つけていきたいと思っています。

──逆に、弱点はありますか?

吉沢 経験はもちろん、団結力がまだまだ薄い気がします。
みおちゃんが加入して1ヶ月経っていない状況で、もっと一緒に時間を過ごしていかないと分からない部分もあるし、どこか遠慮しているところもあるので。けど、まだ走り出したばかりなので、とにかく全員がこの活動を楽しむこと、それが今一番ですね。結果はきっと楽しんだ先に待っているはずだと思っていますので。

──これから本格始動していくグループの、どんな部分を見て欲しいですか?

吉沢 私たちは「ばか騒ぎ」がコンセプトで、その通りとにかく最高に楽しめるライブを作っていきたいですね。『ばばばばんびずむ~!!』のMVを観て頂いた方には分かると思いますが、お祭り感がメッチャあるので、ライブでは私たちと一緒に盛り上がりましょう。ただ賑やかなだけでなく『ハナビガタリ』ではシットリとした世界観も出しているので、そのギャップも感じてもらえたらいいなと思っています。

──この先、グループとしての目標、吉沢さん個人の目標は?

吉沢 グループの目標としては、ワンマンをしたいねと話しています。その後は最終目標の日本武道館に向かって一つになって走っていきたいです。あと、誌面のバンビジャックをやりたいです!

──個人としては?

吉沢 個人的には、以前の活動でその時に叶えられなかった夢や目標を#ババババンビという場所で叶えていきたいですね。あとは……「吉沢朱音と言ったらコレ!」と呼ばれるような大きな武器が活動を通して見つけていきたいです。まだマジシャンという部分が強いので、それに匹敵するぐらいの新しい一面をこの活動を通じて見つけていきたいですね。

▽吉沢朱音
よしざわ・あかね。
1997年7月2日生まれ、福岡県出身。162センチ。
Twitter:@akanekogurasi

▽#ババババンビ
「いまの日本、嫌なことや難しいことがたくさんあるけど、この瞬間だけは“馬鹿”みたいに楽しく過ごしていけんじゃないか」をテーマに、ゼロイチファミリア所属のタレント5名で結成したアイドルユニット。グループ名は「馬と鹿」を意味する造語。来たるデビューライブに向けて日々レッスン中。
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