約3年に渡った活動休止期間を経て、2018年12月にライブ活動を再開した武藤彩未。今回は新しい所属事務所、そして尊敬する先輩になった川嶋あいとの縁、そして彼女を待ち続けたファンへの率直な思いを語ってもらった。
(2回連載の2回目)

>>インタビュー(1)「ライブの延期と80年代シンガー」はこちら

【写真】待望の活動再開を果たした武藤彩未

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──昨年12月のライブで所属事務所の発表がありましたね。今の所属事務所である「つばさプラス」に決まるまでのいきさつを教えてください。

武藤 事務所を探してる途中、ご縁があって知り合わせて頂きました。ずっと(つばさプラス所属の)川嶋あいさんのファンで、自分でライブに足を運ぶくらい憧れていた方なので、いいんですか? 入れてもらえるんですか? という感じで、驚きました。

──一昨年12月の復帰ライブで川嶋さんの「ガラスの心」をカバーしてましたもんね。

武藤 憧れの大先輩がいる事務所に入れて本当に嬉しいし、刺激になります。この前『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に川嶋さんが出ていて、興奮しました(笑)。

──川嶋さんとツーマンライブをやってみたいですか?

武藤 恐縮すぎますね(笑)。やっていただけるのなら…でもまだまだ腕を磨かなきゃ。まだ早いけど、いつかはできるように頑張ります。

──武藤さんに会える機会が延期になり、ファンは寂しい思いをしていると思います。

武藤 音楽はライブじゃなくても、スマホ越しだったりと、伝えられる方法はいっぱいあると思うので、私も色々考えて、自分の曲を1人でも多くの方に届けたいなと思っていますので、ここはみんなで励まし合って、一緒に乗り越えたいなと思います。
インスタライブとかもいっぱいしたいなと考えているので、見てもらえたら嬉しいです。

──リリイベも数多く中止になってしまいましたね。

武藤 その分も、今のうちに良い音楽をいっぱい作っておきたいと思っています。

──新曲は既に作り始めているんですか?

武藤 もう一曲できてたり(4月29日に配信開始した『RF』)、今後についても話し合いをしてます。私たち自身はノンストップの気持ちなので、皆さんに歌をどんどん届けられたらなと思っています。

(取材・文/竹崎清彦)
▽武藤彩未(むとう・あやみ)
1996年4月29日生まれ。茨城県出身。2014年4月に『永遠と瞬間』でソロデビュー。2015年12月のライブ『武藤彩未 X’mas Special LIVE「A.Y.M.X.」』をもって活動を一時休止。2018年12月にワンマンライブ『武藤彩未AcousticLive~はじめの一歩~』で活動を再開した。
最新シングル『RF』がデジタル配信中。

4月30日発売の「ENTAME6月・7月合併号」にインタビュー前半戦を掲載しています
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