HKT48の田中美久が、後輩メンバーと一緒に博多の街をぶらりと散歩する新連載が雑誌『月刊エンタメ』(徳間書店)でスタート。第1回に登場するのは研究生のあいちーこと市村愛里。
オープンを控える(現在は無事オープンした)、HKT48の新劇場「西日本シティ銀行 HKT48劇場」を見に行き、市村愛里がなぜHKT48に加入したのか話を聞いた。(当記事は『月刊エンタメ』11月号より転載)

【写真】HKT48の田中美久&研究生・市村愛里の可愛すぎる2ショット

ーー連載リニューアル1発目のゲストは、研究生の市村愛里さんです。本誌には初登場ということで、はじめにHKT48に入ったきっかけを教えて下さい。

市村 高校3年生の頃、大学進学を決めていたんです。だけど、大学に行って自分が何をしたいのかは決まっていなくて、なんとなく周りに流されて決めた感じで……。そんなときHKT48のオーディションがあることを知って、挑戦してみようかなって思ったのがきっかけです。

ーー元々アイドルになりたかった?

市村 出身の神奈川から出て何かをしてみたいっていう気持ちが強かったんです。

ーーアイドルを目指していたわけではないのに、神奈川県から福岡県のオーディションを受けたのはすごいですね。

市村 指原莉乃さんのことが好きだったというのもあります。私も今思うとすごい決断だったなって(笑)。大学進学を決めなければならない日が、オーディションの合格発表の翌日だったんです。それで、HKT48に受かったので、大学進学を辞めました。


田中 すごい!

市村 あと、学校の同級生に日向坂46の富田鈴花さんがいて、仲が良くって。富田さんがアイドルになるって言うのを聞いてから、アイドルに興味を持ったというのもあります。

ーー富田さんとは連絡を取ってますか?

市村 はい、この間も日向坂46のドキュメンタリー映画を観に行ったので感想を伝えました。お互い頑張ろうねって応援してくれています。

ーーHKT48のオーディションには受かると思ってました?

市村 いえ、何で受かったかは私にもよく分かりません(笑)。オーディションでは、Aimer さんの『蝶々結び』を歌ったんですけど、20秒くらいで止められたので、手応えはありませんでした(笑)。

田中 あはは。

ーーHKT48を選んでよかったですか?

市村 よかったです! 今は普通の大学じゃ経験できないことをさせていただいていますし、決して楽しいことばかりじゃないけど、先輩方はみんなやさしくて、雰囲気も大好きだから、私にはこの道しかないって思ってます。
田中 あいちー(市村)が、ステージに立ってる姿を見て、MCが上手だなって思った。先輩にズバズバ言ったりして……。すごく助かります。

ーーバラエティ班を目指してます?

市村 HKT48に入ったときは、バラエティ一本で行くって思ってたんです(笑)。
でも、先輩方を見ていると、私ももっと可愛くなりたいし……指原さんも可愛くてトークも上手なので、どっちもできたら最強だなって。そんな存在を目指してます。

ーーアイドルになって楽しい瞬間は?

市村 うれしいことをファンの方と共有して喜べるところです。ステージで可愛い衣装を着て歌って踊れるのはアイドルにしかできないことだし、いつも楽しいですね。

ーーHKT48は秋に新劇場がオープンします(現在はオープン済み)。今日もその付近を散歩しました。

市村 待ち遠しい! 専用劇場って立ったことがないので……。

田中 そうか! なんか、時代を感じました(笑)。劇場を知らない世代だもんね。HKT48の未来って感じがする。新劇場は、ステージも楽屋もレッスン場も広くて、おしゃれ! 花道もあります。ファンの方がロビーで鑑賞するスペースもめちゃくちゃ綺麗でした。


ーーでは、新劇場を楽しみに待っているファンの方に一言お願いします。

田中 たくさんの方に劇場に足を運んでいただけたらと思います。自粛期間中、ライブ動画とかで他のメンバーを見て、パフォーマンスに惹かれたので、劇場が始まったら私もパフォーマンス重視で頑張りたいです。力をつけていきたい!

市村 みなさんと会えない時間が長かったんですけど、その間にメンバーもいろいろ変化しました。私もショートカットに髪を切ったりして……。この髪型でまだステージに立ってないので、オープンしたら今までの自分とは違う一面を見てもらいたいです。歌もダンスも前よりは成長できていると思うので楽しみにしていてください!

▽田中美久
2001年9月12日生まれ。
熊本県出身。3期生。チームH所属。
ニックネームは「みくりん」。

▽市村愛里
2001年2月13日生まれ。

神奈川県出身。5期生研究生。
ニックネームは「あいちー」。
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