「体が重たい」「なんだかスッキリしない」という時は、心身にネガティブなエネルギーが蓄積されている可能性があります。

悪い気が体にたまっていると、新たな縁や運を取り込みにくくなるので注意が必要。

運気が低迷している気がする、気分がスッキリしないと感じたら、浄化作用のある「塩風呂」に入ってデトックスをしてみましょう。

今回は、塩風呂のスピリチュアルな効果を解説。また、実践する時の注意点についても紹介するので、興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。

■塩風呂とは

「塩風呂」で手軽にデトックス! 今夜から試せる簡単な厄払いの...の画像はこちら >>

塩風呂とは、塩をお風呂に入れる方法のことです。

古くから塩には、悪い気をはらう「浄化作用」があると言い伝えられてきました。そのような理由から、日本では神社での儀式やお葬式などで塩が用いられています。

そんな塩を入れたお風呂に入ることで、「心身に蓄積した悪い気やエネルギーを取り除く」「運気をアップさせる」などの効果が期待できるのです。

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「塩に浄化作用がある」といわれるようになった由来を掘り下げて解説します。

■塩風呂のスピリチュアルな効果

ここからは、塩風呂が持つスピリチュアルな効果を3つ紹介します。

◇(1)浄化

おはらい効果や浄化作用のある「塩」をお風呂に入れることで、体にたまった邪気やネガティブなエネルギーを排出することが期待できます。

「ちょっと疲れがたまっているかも」と感じたら、心身に悪い気が蓄積されている可能性大。塩風呂を試して、邪気を追い出しましょう。

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◇(2)好転反応

塩風呂に入ると、心身が浄化される過程で起こる「好転反応」の影響を受ける恐れがあります。

好転反応とは、蓄積された邪気を排出するために、一時的に頭痛・下痢・肌荒れなどの不調が生じること。

症状には個人差がありますが、特に運気が低迷している時や、疲れがたまっている時には影響を受けやすいといわれています。

しかし、好転反応を経て負の感情を出し切れば、気持ちが楽になって、運気も上昇していくことでしょう。

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◇(3)厄払い

塩には、厄払い的な効果も期待できます。

そのため、新たな挑戦をする時や、試験・告白などのここぞという時には、願掛けの意味も込めて塩風呂に入ってみてはいかがでしょうか。

■塩風呂のやり方

塩風呂は正しい方法で実践することで、より効果がアップします。以下で、手順を見ていきましょう。

◇(1)浴槽にお湯を入れる

まずは、浴槽にぬるま湯(38~40度程度)を入れましょう。

長くお湯に漬かりたい場合は、半身浴ができるくらいの量に調節しておくのがおすすめです。

◇(2)塩を入れてかき混ぜる

浴槽に塩(30~50g)を加え、よくかき混ぜます。塩の粒がなくなるまで溶かすことができれば、塩風呂の完成です。

◇(3)お湯に漬かる

塩風呂に入ります。

入浴時間は、お湯の量や体調によっても異なりますが、おおよそ5~10分ほどが目安です。半身浴の場合は、もう少し長くても良いでしょう。

お湯に塩が入っている分、発汗作用も高くなるので、無理しないよう注意してくださいね。

入浴後は、水分補給も忘れずに。

◇(4)保湿する

塩風呂に入ると、塩分によって肌が刺激を受けやすいため、入浴後は保湿が欠かせません。ボディミルクなどの保湿力が高いアイテムを使用して、スキンケアを行いましょう。

■塩風呂を実践する際の注意点

ここでは、塩風呂を実践する際の注意点を4つ紹介します。

◇(1)追い焚きはしない

塩風呂を行った場合、お湯をもう一度温める「追い焚き」は使用しないようにしましょう。

塩分を含んだ状態で追い焚きをすると、配管を傷めるなど故障につながる可能性があります。

塩風呂を試す際は覚えておいてくださいね。

◇(2)肌が弱い場合は塩の量を控える

塩の量は多ければ多いほど、浄化作用が高まるといえます。その一方で、肌に与える刺激も強くなると考えられるので注意しましょう。

敏感肌の方は皮膚科に相談してからにする、または20~30gほどの少量から少しずつ試すのがおすすめです。

◇(3)残り湯は再利用しない

塩風呂に入浴した後の湯船のお湯には、心身から落ちた厄が溶けている状態といえます。そのため、残り湯は洗濯などに使用せず、すぐ捨てるようにしましょう。

◇(4)体調が悪化したらすぐやめる

塩風呂を試した時に、肌荒れ・体調不良などの好転反応が見られることがあります。

基本的には1~2日程度で落ち着くケースが多いようですが、回復しない場合は塩風呂自体が自分に合っていない可能性も。

不調を感じたら、無理はせず、すぐに入浴をやめましょう。

■塩風呂で日々の疲れを浄化させよう

浄化作用を持つ塩を入れた「塩風呂」に入ることで、悪い気をデトックスさせる効果が期待できます。

使用する塩は、「食塩」と書かれていない天然の塩か、バスソルトが◎。より浄化効果をアップさせたい場合は、日本酒を加えるのもおすすめですよ。

運気が低迷した時や疲れを感じた時は、ぜひお風呂に塩を入れる「塩風呂」を試してみましょう。

(みくまゆたん)

※画像はイメージです