ガンバ大阪所属のブラジル人MFダワン(25)は、4月6日の明治安田生命J1リーグ第7節・京都サンガ戦でゴールをあげ、4月度の「2022明治安田生命JリーグKONAMI月間ベストゴール」を受賞した。そんなダワンは母国メディアのインタビューで受賞の喜びやJリーグの特徴を語った。
ダワンは昨年12月29日、ブラジルのSCサンタ・リタからガンバ大阪へ完全移籍。セルティックへ移籍した元日本代表MF井手口陽介(25)の後継者として期待される中、3月26日のYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節・鹿島アントラーズ戦でデビューする。
そして京都サンガ戦では0-1で迎えた58分、ペナルティエリア手前で相手選手のクリアボールをダイレクトボレー。グラウンダー性のシュートがゴールマウス右隅を揺らすと、この移籍後初ゴールが「2022明治安田生命JリーグKONAMI月間ベストゴール」に選出された。
ダワンはブラジルメディア『VAVEL』のインタビューで「運よくペナルティエリアの外からの美しいキックでゴールを決めて、受賞できたよ。ガンバ大阪の力になりたいという思いはいつも持っているけど、このような賞をもらうと、ガンバに来てまだ数ヶ月の僕にとってはなおさらうれしいね。これからもチームメイトと助け合いたい。できればゴールも決めたいね」と語っている。
そしてJリーグ初挑戦での現状について聞かれると「もちろん、海外でのプレーだから難しいこともある。ブラジルを離れるのが初めての経験だから、違うこともあるけど、(ガンバ大阪の環境に)慣れている。(ウェリントン・シウバやレアンドロ・ペレイラなど)すでにここにいる仲間の助けも大きいよ。日本のサッカーはとてもダイナミックで、スピード感があるね」とコメント。
なお、ダワンは4月2日の第6節・名古屋グランパス戦以降、J1リーグ全試合で先発出場している。またガンバ大阪は先週にトップチーム7選手が新型コロナウイルス陽性により隔離となる中、今月14日のJ1リーグ第13節・柏レイソル戦で勝利。勝ち点を「17」まで積み上げて10位に浮上している。