インテル所属のチリ代表FWアレクシス・サンチェス(33)は、Jリーグクラブからオファーが届いているほか、欧州クラブからのオファーを拒否したようだ。26日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。

 サンチェスはバルセロナ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどに在籍。2019年8月にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへ移籍すると、2020/21シーズンはスーパーサブという立ち位置ながらもセリエAで30試合に出場し、リーグ優勝に貢献。ただ、2021/22シーズンはコッパ・イタリア(イタリア国内カップ戦)のタイトルを獲得したものの、公式戦でのスタメン出場はわずか9試合と序列低下が顕著となっていた。

 インテルはサンチェスと来年6月まで契約を残しているものの、年俸が高額であることから2022/23シーズンの構想には含めていない模様。その中、『カルチョメルカート』は選手サイドがビジャレアルからのオファーを拒否したと報じている。

 またブラジルメディア『ランセ』は『カルチョメルカート』の報道を引用した上で、「サンチェスは今回の移籍市場で、すでに日本やトルコのクラブやオリンピック・マルセイユからオファーを受けている」と、Jリーグクラブによるオファーの存在を伝えている。

 ヴィッセル神戸浦和レッズなど複数のJリーグクラブで外国人選手獲得にむけた動きが見られる中、欧州の一線級で活躍してきたサンチェスにどのクラブがオファーを提示したのか気になるところだ。