ブラジル人FWチアゴ・デ・レオンソ(30)は明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉を2022シーズン限りで退団。今月8日にUAE1部リーグのアル・ダフラFCへ加入した。

 同選手は母国ブラジルやポルトガル、デンマーク、キプロス、香港、中国のクラブをへて、昨年3月に中国1部の広州城足球倶楽部からジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍。4月10日のJ2リーグ第9節・横浜FC戦でデビューすると、5月以降はコンスタントにスタメンに名を連ねていた。

 しかし9月に入って尹晶煥監督の2022シーズン限りでの退任が決まると、9月10日の第35節・ツエーゲン金沢戦以降はほぼ全試合で途中出場。序列低下が顕著となる中、10月27日に2022シーズン限りで契約満了により退団することが正式決定していた。

 そんなチアゴ・デ・レオンソは1カ月以上にわたり無所属状態となっていたが、今月8日になってアル・ダフラFCへ加入。アル・ダフラFCは契約期間など同選手との契約内容について明らかにしていない。

 なおアル・ダフラFCは2022/23シーズンのUAE1部リーグ12試合終了時点で1勝1分10敗。1部残留圏内の12位アル・ナスルから3ポイント差の最下位に沈んでいる。元鹿島アントラーズ所属選手のブラジル人FWカイオ(28)擁するシャールジャFCとの対戦も控える中、チアゴ・デ・レオンソがチームを1部残留に導けるか注目が集まる。