プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーは今月、セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督の招へいを公式発表。セルティックから日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央を獲得する可能性が報じられているが、セルティックOBは古橋の獲得報道に疑問を抱いているようだ。

 古橋の去就については、英紙『デイリーレコード』が「ポステコグルー次期監督の要望」とした上で「トッテナムの獲得候補に含まれている」とリポート。トッテナムが移籍金2000万ポンド(約35億円)を用意する可能性が報じられているほか、イングランド代表FWハリー・ケインの控え要員として獲得を望む声も上がっている。

 そんな中、かつて中村俊輔氏とともにセルティックでプレーしていたケニー・ミラー氏は、トッテナムの古橋獲得に反対。英公共放送『BBC』の番組で「トッテナムのようなクラブは、獲得候補のレベルと年齢をチェックしている」

 「古橋を獲得するのにどれだけの移籍金を要するのだろうか?もし彼が30ゴールをあげてくれるなら、それだけの価値はあるだろう。だが彼は22歳ではなく、28歳なんだ。トッテナムを退団する時には、(移籍金として)何も返ってこない」と指摘している。

 なお古橋にはトッテナムの他にもノッティンガム・フォレスト、ボーンマス、クリスタル・パレスが関心を寄せている模様。現地ではセルティックと契約延長の可能性も報じられている。