かつてモンテディオ山形やセレッソ大阪でプレーしていたMF坂元達裕は、今週中にもベルギー2部KVオーステンデからイングランド2部コヴェントリーへの移籍が正式決定するようだ。
同選手は昨年1月にC大阪からオーステンデへレンタル移籍すると、早速レギュラーに定着。
そんな坂元には以前から日本代表FW伊東純也の古巣KRCヘンク、DF渡辺剛擁するKAAヘントからの関心が報じられていた。しかしベルギー紙『Het Nieuwsblad』は今月8日に「坂元はイングランド2部コヴェントリー・シティFC移籍に迫っている」と報道。コヴェントリーの提示したオファーが、ベルギー1部所属2クラブの条件を上回るとみられていた。
すると英メディア『コヴェントリーライブ』は10日に「坂元はコヴェントリーのトレーニングキャンプ参加のため、ポルトガルに向かっている。今日にも書類手続きを完了させ、正式にサインを交わす予定だ」とリポート。移籍金は120万ポンド(約2億2000万円)とみられ、「オーステンデは多額の負債を抱えているため、その移籍金額に満足するだろう」と綴られている。
コヴェントリーは1986/87シーズンにFAカップを制覇。2000/01シーズンを最後にプレミアリーグの舞台から遠ざかっている。それでも2019/20シーズンに英3部リーグで優勝し、2部へ復帰。
なおイングランド2部リーグでは、日本代表DF中山雄太がハダースフィールド・タウンFCに在籍。先日には、MF三好康児がロイヤル・アントワープからバーミンガム・シティFCへフリー移籍している。