チェルシー(イングランド1部)が、リール(フランス1部)に所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)のへの関心を示しているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

 2017年にリール下部組織へ加わったヨロは、190cmのリーチを生かした深いタックルや高いビルドアップ能力を併せ持つセンターバック。2022年5月に16歳6ヶ月1日という若さでトップチームデビューを果たすと、今季もここまで公式戦34試合に出場して3ゴールを記録している。

 そんなヨロに対して、今季もここまで公式戦29試合に出場しているものの、契約満了で今夏に退団するとの見方が強まっているブラジル代表DFチアゴ・シウバの後継者としてチェルシーが目を光らせている模様。チェルシーは各ポジションに23歳以下の世界最高峰の選手を2、3選手獲得したいと考えているようだ。

 チェルシーはヨロがプロジェクトの理想的な選手だと考えているようだが、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)やレアル・マドリード(スペイン1部)も目を光らせているとのこと。獲得失敗に終わった場合の代替案としてニースのフランス代表DFフランス代表DFジャン=クレール・トディボなどをリストアップしているようだ。

 なお、新体制に移行してから10億ポンドを投じているチェルシーは財務規制を守るために、選手の放出が必至に。ローマ(イタリア1部)にレンタル中のベルギー代表FWロメル・ルカクや、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)にローン中のU-21イングランド代表DFルイス・ホールなどの売却を目指しているほか、イングランド代表MFコナー・ギャラガーなど下部組織出身の選手も放出候補となっている。