バルセロナ(スペイン1部)が、レアル・ベティス(同1部)に所属するアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。


 昨夏に元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが退団したバルセロナだが、後釜として獲得したスペイン人MFオリオール・ロメウは適応できず。デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンがピボーテとしてプレーする機会が増えており、今夏に守備的MFの補強にプライオリティを置いているようだ。

 そのなかで、バルセロナは安価で良い選手を求めており、今夏にフリーとなるロドリゲスの獲得に向けて動いている模様。ここ数日でバルセロナはアルゼンチン代表MF陣営と非常に前向きな会談を行ったという。バルセロナは2年契約に1年の延長オプションを用意しているが、これはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)次第だという。

 また、バルセロナは今年1月下旬に今季限りでの退任を明言していたシャビ・エルナンデス監督の来季続投が決定。
これはこの交渉においてポジティブに働いており、スペイン人指揮官とロドリゲスは最初の連絡をとっているとのことだ。

 アルゼンチン代表として29キャップを誇るロドリゲスは2014年にリーベル・プレートでプロキャリアをスタートさせると、ディフェンサ(アルゼンチン)やクラブ・アメリカ(メキシコ)などを経て、2020年1月にベティスに移籍。ボール奪取能力の高さを武器に今季もここまでラ・リーガ20試合に出場して2ゴールを記録している。