地肌に直で、かつ毎日必ず身に着けるからこそ、その選択には多分に嗜好が反映される。
スタイルのある男たちがまとめ買いして肌身離さずストックするアイテムは、もう絶対に、間違いなく、優秀だ!
「シュプリーム×ヘインズ」のパンツ、ソックス
「もともとパンツとソックスはヘインズのUS規格ものを愛用していて、渡米する機会が多かった数年前までは、現地のスーパーでまとめ買いしていました。
なるべくシャンとしたものを身に着けていたいので、スーツケースに詰めて持ち帰っては、パック入りの状態で常にストック。

そのへインズが、アメリカに行かずともシュプリームとのコラボでいつでも買えるようになってから、こればっかり。質とプライスのバランスが抜群で、パッケージもお気に入りです」。
教えてくれたのはベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター
渡辺真史さん
1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。オーシャンズにて「TOKYO探訪」を連載中。セレクトショップ、デイズやティンバーランド誕生50周年記念の限定コレクションも手掛けている。
「スタンス」のソックス

「カリフォルニア生まれのソックスブランド。創業時にサーファーやスケーター界隈で話題になり、そのとき手に取ったのがまとめ買いするようになったきっかけです。
全体のホールド感や耐久性の高さに、すぐ病みつきになりました。シーズンごとにデザインが変わるので、気になったものがあれば購入しています。
サーフィンで西海岸へ行った際にも、現地のショップを覗いてレアな柄を探すのが今やお決まりの行事となっていますね」。
教えてくれたのはレイジー・ボーイ ・スキル 代表
市東重明さん
1975年、千葉県生まれ。アメリカ西海岸のライフスタイルに影響を受け、35歳でプロからフリーサーファーへと転向。
「モンベル」のパンツ

「冬場に暖かい下着が欲しくなり、登山業界にはウールの下着があったよなと、ふと思い立ったのが今から6~7年前のこと。
その際に出合ったのがこの『スーパーメリノウール』のパンツ。

薄手ながら動きやすいフィット感に加え、保温力に優れていて申し分なし。地肌がほんのり透けるような生地感なので、夏場でもムレがなく快適。今では年中これをはいています。
この透け具合がまた絶妙に色気を感じさせるのですが、そんなところにもスタイリスト心をくすぐられます」。
教えてくれたのはスタイリスト
喜多尾祥之さん
1965年、東京都生まれ。雑誌「ポパイ」でスタイリストとしてデビュー。以後、俳優や雑誌、広告、CMなどを中心にディレクションも手掛ける。独自の食コンセプトである魔味を提唱する『魔味探求』(マガジンハウス)の著者でもある。
「ヘインズ」のパンツ

「アメリカのインポートブランドを取り扱うプロップスストアで、偶然見つけたものです。パックTと同じように、大量生産品特有の普遍的な魅力があるんですよね。

コットン100%のさらッとした白無地トランクスは清潔感があって、飾りっけのないシンプルな見た目もお気に入りです。
腰からこのパンツが覗いてもイヤらしくないし、これをはく日はいい気分で過ごせています」。
教えてくれたのはヘアメイク
AMANOさん
1977年、東京都生まれ。ヘアスタイリストとして 2007年に独立。オーシャンズをはじめ、多くのメンズファッション誌を中心にヘアメイクを担当し、広告やブランドビジュアルでも活躍。俳優やミュージシャンからのラブコールも多い敏腕。
「ヘルスニット×ビームス」のソックス

「バスケをやっていたこともあり、丈の短いソックスがしっくりとこないんです。手前ミソですが、長さといい、絶妙な締めつけ具合といい、まさに僕の理想形と出会えました。
以来、週の半分はこれを履くようになって、シーズンごとに5~6パックまとめ買いしています。
リブが立体的なので、少したるませて履けば足元にボリュームを持たせることができたりと、着こなしも応用が利きます」。
教えてくれたのはビームスクリエイティブ プロジェクトマネージャー
千木良 学さん
1978年、東京都生まれ。ビームスでプレスや宣伝などを担当し、現在はビジネスプロデュース部門でさまざまな企業とプロジェクトのマネジメントを行う。幼少期から続けているバスケ、家族でサーフィン、キャンプなどアクティブな休日を満喫。
「ビューティフルピープル」のパンツ

「ストレッチオーガニックコットン糸を採用することで、“ワンサイズ・フィッツ・エブリワン”を実現しているユニバーサルなパンツです。

ジェンダーレスが身近になった今に即したコンセプトで、S~LLサイズまで対応しているし、ギフトにも最適。私も最初は頂き物をきっかけにこのフィット感にハマりました。
いちばん所持数が多いのがこのエクリュで、透けることもないです」。
教えてくれたのはファッションジャーナリスト
増田海治郎さん
1972年、埼玉県生まれ。繊維業界紙などを経て、フリーランスのファッションジャーナリストとして独立。著書に『渋カジが、わたしを作った。』(講談社)がある。今年9月に、東京都・神田にアブサンや日本酒を扱うバー、ランフェールを開業。
清水健吾、鈴木泰之(STUDIO LOG)、椙本裕子、川西章紀、品田健人、箱島崇史=写真 菊池陽之介、松平浩市、星 光彦、与那嶺龍士=スタイリング 長谷川茂雄、黒澤卓也、磯村慎介(100miler)=編集・文 柴田 充、加瀬友重、髙村将司、安部 毅、増山直樹、菊地 亮、オオサワ系、カストロ利樹=文 平沼久幸=イラスト
(この記事はOCEANS : 『みんなに教えたいアンダーウェアまとめ買い。スタイルのある男たちがヘビロテ中!』より転載)
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