2026年3月29日(日)、プレイヤー達が「フリースタイルフットボール」の魅力を多角的に発信するイベント「Eyes on me 2026」が、Hypermix門前仲町にて開催された。

2024年にスタートした本イベントは今年で3回目。

回を重ねるごとにその存在感は増し、フリースタイルフットボーラーにとって重要な舞台のひとつとなりつつある。会場にはプレイヤーのみならず、サッカー関係者やストリートサッカーのプレイヤーも多く来場。フットボール本来の面白さを求める観客と、フリースタイルならではの表現を楽しみに訪れたカルチャー層が交差し、ここでしか味わえない空間が広がっていた。

開場前には、回し技に特化したコンテスト「Challenge(チャレンジ)」の予選が実施され、開場直後からプレイヤー達の大きな歓声が会場を包み込む。イベントはまさに最初の一瞬から熱気に満ちていた。

オープニング

2025シーズンの締めくくりとも言える本イベントは、1年を振り返るハイライト映像とともにスタート。国内外での日本人プレイヤーの活躍が映し出され、会場にいる選手と観客が同じ時間軸でシーズンを振り返った。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Ey...の画像はこちら >>

Challenge

回し技のスキルを競う「Lower edition “Challenge”」は、最後の1人を決めるサバイバル形式のコンテスト。ラウンドが進むごとに難易度が上がり、会場には緊張感が張り詰めていく。

決勝はラウンド6からスタートし、ラウンド12では昨年王者のIsseiと、神奈川から参加した高校生Toraの一騎打ちに。3回転系の高難度トリックが当たり前に繰り出されるハイレベルな戦いの中、両者一歩も譲らない展開が続いた。

ラウンド14、先行のToraがミス。プレッシャーのかかる場面で、Isseiは3度目のトライで見事成功を収め、優勝。大会2連覇という偉業を達成した。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース
フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース
フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

Showcase “Best of the best”

スキルにフォーカスしたChallengeに対し、表現に重きを置くShowcase「Best of the best」では、若手からトッププレイヤー、さらに海外ゲストまでが集結。それぞれの個性的なスタイルが交差し、フリースタイルフットボールの多様性と可能性を観客に強く印象付けた。

今回は主催者でありプレイヤーでもあるAKIが、各ショーケースを振り返る。(以下、出番順)

【OFF-PITCH】

唯一の団体でのショーケースとなったOFF-PITCH crewは、2023年日本チャンピオンのAKIを筆頭にノルウェーのフリースタイルフットボールブランド「OFF-PITCH」を使用しているメンバーで構成。

普段は個人で活動している彼ら彼女らだが、AKIのディレクションで作り上げた今回のショーケースは、他のプレイヤーとはまた異なるダイナミックさとユーモアがあり、フリースタイルフットボールの新しい側面が見られるショーケースだった。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

【Ko-suke】

2番目に披露したKo-sukeはお馴染みの日本歴代最強プレイヤー。彼独自の感性と構成力を駆使し、ハイテンポなビートの3分をノーミスで完璧な演技を披露していた。彼自身「今回のショーケースに好きなことをすべて詰めた」とコメントしているように、高密度な3分だった。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

【Hyungyong】

前半戦の最後を飾ったのは、初の海外からの招待プレイヤーのHyungyong(Likat crew)。先のプレイヤーとはまた異なり、静寂の中での独特のフリースタイルは圧巻だった。ボールの跳ねる音や転がる音が聴こえる環境で、観客の注目をより引き付ける間と動きは日本のフリースタイルフットボーラーにはとても新鮮だったのではないだろうか。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

【Shohei】

Challengeが終了し後半戦のオープニングでは、2025年日本チャンピオンであるShoheiが登場。

圧倒的な逆立ちのスキルで観客を魅了しつつも、マイケル・ジャクソンの動きを用いた上半身を使ったアッパームーブはとても新鮮で、静と動の織りなすコントラストとともに彼にしか表現できない世界観があった。ボールを操る制約がある中でのムーンウォークの入れ込み方に、感動が生まれていた。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

【Uzura】

今回初出演となったUzuraは、「Football」が全面に感じられる最高のショーケースであった。本来のリフティングの技術に立ち返りながら、フリースタイルフットボールならではのスキルとエンタメ性をうまく掛け合わせた、彼にしかできないショーケースだった。

見ていたプレイヤー、観客全員が今年のW杯が楽しみになる、そんなショーケースだっただろう。フリースタイルフットボール及びこのイベントの魅力をどこの層に見てもらいたいかを再度考えさせられるショーケースとなっていた。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

【Leon】

イベントの最後を飾ったMonster BallazのLeonは、今年ロンドンで行われた世界大会Superballでショーケース部門のタイトルを自身2度目の獲得。表現の幅広さとスキルのオールラウンド性がうまくマッチしているのが彼の魅力。今までのショーケースから、さらに表現の部分で新しい要素を持ってくるのが流石の一言であった。

上半身を使うアッパームーブでは足、手を使わずに表現するという制約の中でも、彼独特の世界を感じられる。当日会場にお越しいただくことが難しかった方もぜひ、動画などでチェックしていただければ幸いだ。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

会場ではChallengeとShowcaseに加え、観客参加型コンテンツも実施され、約3時間にわたり熱狂が途切れなかった。

大きな歓声とともに広がっていったのは、フリースタイルフットボールの純粋な魅力そのもの。足一つで表現するというシンプルでありながら奥深いカルチャーの価値を、改めて体感させる時間となった。

この日、確かに生まれていた“熱”は、次のステージへと繋がっていくはずだ。
さらなる進化を遂げるであろう「Eyes on me」。2027年の開催が、今から待ち遠しい。

フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース
フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース
フリースタイルフットボールのトッププレイヤー達が集結。「Eyes on me 2026」会場に満ちた熱気と主催者が語るショーケース

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