FINEPLAYをご覧の皆さまお久しぶりです、プロサーファーの和光大です。

前回の記事投稿から1ヶ月、僕らの生活は一変しました。

1ヶ月前のあの時、今こういう状況になっているのか想像出来ませんでした。誰も想像していなかったはずです。
多くの方がそうであるように僕も、そして映画「Breath In The Moment」もスケジュールが日々変わっています。

旅をして世界を見ることができるという経験はかけがえのないものだったのだと、自由ということの尊さを、日々痛感しています。
見えない物の存在により疑心暗鬼になってしまうシチュエーションが多い今だからこそ、思いやりが大事になってくると思います。

2018年に世界一周をし帰国後、僕は1ヶ月かけてキャンピングカーで西日本を旅しました。
この時の経験と体験から、ある考えが僕の中に浮かびました。

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僕は1ヶ月かけてキャンピングカーで西日本を旅しました。

西日本の旅も終わりに差し掛かった最後の週、僕は友人であるサーファーの方が営まれている藍染スタジオを訪れるため徳島にいました。
長年会っていなかったため、お互いの近況報告などで話が弾み、一通り話し終えると話題はBreathの旅のこと、そして藍染の話に。
藍というのは、勝手に育つわけではありません。毎日毎日お水をあげれば育つわけでもありません。



品質の良い藍を育てるには土や水、河川や海そして山周りの環境全てをしっかり管理しないと育たないと、彼は教えてくれました。これは藍に限った事では無いと思います。お米も野菜も、、全ての作物に言える事です。
今となってはインターネットを使えば色々な情報や知識を知る事が出来ます。ですが昔の人たちは最先端の科学やインターネットからこの知識を得たわけでありません。ではどこからなのでしょうか?

僕個人の一意見ですが、自然から学んでいたのではないのかと思います。
日本は四季がはっきりしており、他国と比べると珍しい国です。季節によって気温や風、湿度が全く異なります。その時々の自然に寄り添いその時のベストな暮らし方や作物の育て方を長い年月をかけて学んできたのだと思います。
ここまで話が飛躍してしまうと、この話の着地点はどこなんだと思う方々もいらっしゃると思います。

新しい発見
日本は四季がはっきりしており、他国と比べると珍しい国です。

僕ら日本人は自然に寄り添い、上手に共存してきたと思います。

だからこそ他の国にはない自国の伝統が今でも継承されているのではないかと。
という事は、日本の伝統文化や工芸を今の暮らしに取り入れる事はまさに、自然を守るという環境保護に繋がるのではないか?
これが僕が西日本の旅で新しく導き出した仮説です。

2020年、2021年は日本の伝統工芸や文化を学び、皆さんと共有出来るよう、進めていきます!

新しい発見
僕ら日本人は自然に寄り添い、上手に共存してきたと思います。

和光大

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