中国製アパレルの価格上昇は米国の関税が販売価格に反映する可能性が示唆されているとの指摘もある。トランプ第1次政権を参考に、関税による販売価格の上昇は緩やかなペースにとどまると予想されているが、結果的に生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)を押し上げる可能性は残る。
また、輸入航空運賃は連邦準備制度理事会(FRB)が重要視しているコア個人消費支出(PCE)価格指数の項目となるが、今後、指数を押し上げる可能性もある。2月のコアPCE指数は前月比+0.4%、前年比+2.7%と、1月の+0.3%、+2.6%から加速が予想されている。