■配当志向の物色が強まりやすい
■三井ハイテク、24/1上方修正 営業利益 181億円←160億円
■前場の注目材料:三菱ケミカルG、24年度めど電解液4割増、日英米で増産投資
■配当志向の物色が強まりやすい
6日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まりそうだ。
米国ではアップルの弱さが目立っているが、一方でエヌビディアは小幅に続伸しており、半導体株の一角は底堅い値動きだった。SOX指数は2%を超える下落となったことからハイテク株への売りは出やすいと考えられるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうであり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の売り一巡後の底堅さを確認したいところであろう。
また、昨日は大林組<1802>が20%を超える急騰となった。
■三井ハイテク、24/1上方修正 営業利益 181億円←160億円
三井ハイテク<6966>は2024年1月期業績予想の修正を発表。売上高は1920億円から1959億円、営業利益を160億円から181億円に上方修正した。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気
・米国のインフレ沈静化観測
・三菱ケミカルG<4188>24年度めど電解液4割増、日英米で増産投資
・いすゞ自<7202>ティアフォーに60億円出資、自動運転の開発加速
・LINE ヤフー<4689>情報漏えいで総務省から行政指導、経営体制見直し
・大東建託<1878>大和ハウスと防災・災害支援で連携、賃貸住宅など活用
・トヨタ自<7203>車載電池のPEVEを完全子会社化、今月下旬
・三菱電機<6503>ウーバーなどと東京・日本橋でAI活用ロボ配送実証
・三菱商事<8058>カナダのリチウム生産に出資、電池化成品を安定供給
・塩野義<4507>新型コロナ薬「ゾコーバ」、通常承認を取得
・三光合成<7888>米で樹脂部品増産、電動車部品の受注拡大に対応
・デンソー<6902>カミチクG、藻類事業で新会社、メタン低減飼料を開発
・桜井製作所<7255>3Dプリンターで受託造形、装置販売とシナジー
・IHI<7013>台湾でアンモニア混焼、30年めど5%超実証
・シャープ<6753>NTTデータとキャッシュレス決済で協業、端末など開発
・NEC<6701>製造現場映像から作業検知、AI分析ソリュ投入
・パナソニックHD<6752>AIで屋外画像の悪天候除去、米中の大学と開発
・ソニーG<6758>ゲーム子会社900人削減、経営合理化で成長
・東レ<3402>おむつ排尿を無線で通知、組み込みセンサー開発
・石油資源開発<1662>CO2回収・貯留で協業、カナダ投資誘致機関と事業創出
・JR東日本<9020>東電HDと、シェアオフィスで提携、駅ナカ110拠点活用
・三井化学<4183>XDI生産2割増、食品包装用接着剤向け
・朝日ラバー<5162>厚さ1000ナノメートル以下の生体適合電極開発
・レゾナックHD<4004>EV向け材料開発拠点の機能拡充
・大成建設<1801>窓を太陽光発電システムに、交換容易なリニューアル工法
・三井金属鉱業<5706>日本イットリウムを完全子会社化、トーキン保有株取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:+1.5%、7-9月期:+2.1%)