26日の米国株式市場はまちまち。
エヌビディアが発表した2024年11月-25年1月期決算は1株当たり利益が0.89ドルと市場予想を上回ったほか、25年2-4月期の売上高見通しは65%増の430億ドル前後とこちらも市場予想を上回った。
エヌビディア決算を受けて、東京市場は安心感が先行し買い優勢で取引を開始。先物の買い戻しと見られる買いを受けて、朝方の日経平均は38369.96円まで上げ幅を広げる場面も見られたが、アドバンテスト<6857>が失速したことなどが嫌気されて前日比マイナス圏に突入するなど上値の重い展開となった。
大引けの日経平均は前日比113.80円高(+0.30%)の38256.17円となった。東証プライム市場の売買高は18億124万株。売買代金は4兆3399億円。業種別では、非鉄金属、保険、輸送用機器、その他製品、倉庫・運輸などが上昇した一方、小売、空運、医薬品、精密機器、電気・ガスなどが下落した。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、TDK<6762>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約45円押し下げた。同2位は7&iHD<3382>となり、中外薬<4519>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、ニトリHD<9843>などがつづいた。