釣りに行こう!と決めたら、まずは釣り場の情報を集めにかかりますよね。
どんな地形で何の施設があって、魚は何が釣れるのか?
いや、釣りたい魚を決めてから、それが釣れる釣り場を探すほうが多いかもしれません。
ここでは、釣りをする上で役立つ情報の集め方+必要なツールをご紹介します。
「天気予報や釣果アプリをチェックすれば、結構釣り場で助かるよね!」
その通り!それらをベースにして、実際に魚をゲットするまでの情報収集方法を挙げてみましょう。
釣り場の情報収集に必要なもの①天気予報ツール
釣りをするための釣り場を確定したとしましょう。
家にいながらにして得られる情報は、今ならネット上にあります。
例えば、天気予報。
雨なら釣れる!という人もいますが、暴風雨でずぶ濡れになりながらの釣りはしたくない!いう人もいますから、出かける前に現地の天候を調べておくのは、基本中の基本といえます。
スマホにインストール可能な天気予報アプリ「Windy」は、とても有名ですよね。
広告無し+無料で使えるようになっていて、気象レーダーのチェックや風・波・潮の流れなどを確認できます。
画面が動いて見えるので、視覚的に判断しやすいことから、釣り人はもちろん、プロのパイロットやサーファー・スカイダイバー・漁師さんなども高い関心を寄せています。
実際に使ってみると、とても分かりやすくて便利です。
ネット上の天気予報サイトと合わせて、情報のすり合わせをしておけば、より確実な天気予報データを得ることができるでしょう。
午後から雨や風が強くなる!と分かっているだけで、移動の判断や次の釣り場を用意しておくことにもつながります。
注意したいのは、これらネット上の便利ツールは、100パーセントの精度を保っていないということ。
天候は常に移り変わっていますから、天気予報とズレる!なんていうのは日常茶飯事。
あくまでも、出かける前の参考程度にとどめておき、釣り場では現場に存在するものから、これからの天気を自分で予想するのがベターです。
雲のカタチや流れるスピード、水面に立つ波の高さからも、気圧の変化を推し量ることが可能です。
足しげく自然環境の真っただ中に身を投じて、肌で変化を感じ取る練習や経験を積み重ねたいものです。
釣り場の情報収集に必要なもの②偏光グラス
釣り場に着いてから、釣りに必要な情報を集めるのに欠かせないのが、偏光グラスです。
紫外線から目を守ってくれますし、水面の反射光を遮って、水面下の情報を的確にとらえることができますよ。
ギラギラと照り返す水面を見ているだけでは、釣りのプランを組み立てるのは難しいでしょう。
こんなところに木が沈んでいるぞ!とか、あんな場所に岩がある!など、魚の居場所に直接関係する情報を得ることができます。
キャストしたルアーを着水させるピンポイントも、把握しやすいですよ。
偏光グラスは、できるだけ軽いものを装着しておくと、ストレスを感じずに釣りを続けられます。
偏光度や可視光線透過率など、搭載スペックの確認は、入念におこないたいですね。
釣り場の情報収集に必要なもの③キャップ
釣り場に着いたら、必ずキャップは頭にかぶるようにしたいですね。
上からの光をツバで遮ることができるので、目の前に広がる景色が見やすくなります。
眩しいままでは、大切な情報を見逃してしまうかもしれませんし、暑さで熱中症を引き起こすかも。
それらをしっかりと防ぐためにも、キャップをかぶる習慣を身に着けてください。
急な雨になっても、頭が濡れてしまうのを軽減してくれるでしょう。
できるだけ通気性・透湿性の良いものを選んで、着用することをおすすめします。

釣り場の情報収集に必要なおすすめアイテムを集めてみた!
それでは釣り場に到着して情報収集に努めるのに、おすすめの便利アイテムを取り上げてみましょう。
まずは、偏光グラスから。
装着すると、水面からの乱反射を遮ることができますから、さまざまな情報を読み取ることが可能になります。
魚の姿を発見できるかもしれませんね。

ダイワ TLX 005 LUSTER ORANGE/MATT BLACK×SILVER
釣具メーカーのダイワと偏光レンズメーカーのタレックスがコラボして製作した、釣り専用の偏光グラスです。
本体サイズは、レンズ幅が59.0×38.0ミリで、フロント幅が144.0ミリです。
自重は42グラムと軽めで、偏光度は95パーセント。
可視光線透過率は、32パーセントになっています。
レンズは、タレックスPPL75ハードマルチコートの6カーブタイプで、フレーム素材はナイロンです。
マッチする天候は、雨天から曇天、判別しやすい水質は、クリアウォーターから濁りまでですね。
レンズカラーはラスターオレンジで、雨天でも明るく鮮明な視界を確保してくれるでしょう。
コントラスト性能も高くて、水中の状態をしっかり把握しやすいように作られています。
実際に使ってみると、装着感は軽やかで、見える景色はくっきり。
水中へと視線を移しても、くっきり感はあまり変わらずに、底の地形変化などもとらえやすいでしょう。
ルアーをキャストする前に、釣り場の情報を把握することで、釣れる魚の数もサイズも変わってきますよ。
実売価格は2万円台と、やや高めな価格設定ですが、ハイスペックな内容を考えると納得の価格といえそうです。
全体的なデザインがかっこいいので、タウンユースにも使えそうですよね。

シマノ(SHIMANO) DSエクスプローラーレインワークキャップ CA-036T ブラック F
シマノから発売中の釣り用ワークキャップです。
素材にシマノオリジナルのドライシールドを採用しているので、優れた防水透湿性能を発揮。
天候が急変して雨が降ってきても、頭がさほど濡れずにそのまま釣りを続けられるでしょう。
ツバが幅広なので、視界を雨粒が邪魔することを抑えてくれます。
サイズはフリーサイズで、アジャスターにより調整できるようになっているのも嬉しいですね。
実際に装着してみると、内部に隙間が発生するデザインになっていて、密閉された感じからき解放されます。
空気の隙間があるような、余裕のかぶり心地は、釣りの集中力を高めてくれるでしょう。
素材は薄くて軽いので、長時間着用していても苦になることはありませんでした。
実売価格は3千円台と、とてもコスパ優秀な価格に設定されています。
カラーバリエーションも豊富なので、自分の好みに合ったものを選んでみましょう。
深くかぶってツバのエッジを利用しながら、視線の先からの光量を調整してください。
アゴを引いて水面をじっくり観察すれば、移動する生き物の姿もとらえられるようになります。

プロマリン(PRO MARINE) 金魚網 LL AFG100-LL LL
プロマリンブランドからリリースされている、小魚や水生生物などをすくうための小型網です。
枠のサイズは165×230ミリで、全長は420ミリありますから、水辺に立ち入ってさまざまな生き物を獲ることができますよ。
簡易バケツなどを用意して、すくった生き物をそこに入れてじっくり観察してください。
網目は細かいので、川虫レベルの小さなものでもとらえられます。
どのような生き物が生息しているのか、水際の情報から類推して、その日の釣り方を組み立ててみましょう。
網を使って捕獲作業をする際の注意点です。
必ず長靴やウェーダーを履いて、足元の補強を確実なものにしておきたいですね。
水底には何が転がっているか分かりませんから、破片などを踏んで足裏をケガしてしまったら、釣りを楽しむどころではなくなってしまいます。
周到な準備をして観察作業に入ることで、有効な釣り場情報が得られるのです。
実売価格は200円台と、とても安い価格帯に収まっています。
これなら一緒に出掛ける家族の人数分用意しておくと、楽しみながらいろいろ調べることができるでしょう。
釣りに役立つ情報をたくさん集めてビッグフィッシュを釣り上げよう!
釣りに役立つ情報の集め方や、おすすめの便利アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
アプリやネット情報をベースにして、現地での情報収集作業を絡めていくと、どんどん魚に近づいていくことになります。
好釣果を狙いたいときほど、事前の情報収集に時間と手間をかけたほうがいいでしょう。
面倒だな!思ってしまったら、魚は逃げてしまいますよ。
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