サーフゲームのターゲットとして人気が高いのが、ヒラメです。

全国のさまざまなフィールドで、ヒラメ釣りが活発におこなわれていますよ。

釣りに適した時期も、釣り場ごとに異なるのですが、何か目安になるものはないのでしょうか?

ここでは、ヒラメ釣りのアプローチ方法や、おすすめのタックルについて深掘りしてみます。

「10月ぐらいからサーフに立って、ウェーディングアプローチする人が増えているんだけど・・」

その通り!真夏のめっちゃ暑い時期よりも、その傾向が強いですよね。

果たして理由はあるのでしょうか?

ヒラメ釣りを楽しむのに適切な時期ってあるの?

本格的にヒラメ釣りをスタートさせたい!と考えている人、結構増えているのではないでしょうか。

では、いつから始めるのがいいのか?

答えは、今すぐでしょう。

年間を通して、ヒラメを釣ることができるからです。

水温15℃以上が適水温とかいわれていますが、それ以下でも釣り上げた経験があります。

確かにバイト数は減るのですが、元々そんなに連発してくれる魚ではないので、荒天でなければウェーダーを着て出かけるようにしたいですね。

真夏の水温で25℃を上回るケースでも、釣り上げたことがあります。

ただし、孵化してちょっとだけ大きくなったような、ソゲと呼ばれるヒラメが多くなりますね。

となると、ヒラメ釣りの時期としてメインと呼べるのは、春の産卵を控えた辺り、つまり晩秋から冬を越えて春先ぐらいまでかもしれません。

産卵するまでのヒラメを釣って食べると、とても脂がのっていて美味しいんですよ。

いわゆるヒラメの旬の時期を狙うことが、釣りに適している時期といえなくはないですね。

「あんまり寒い冬に、ヒラメを掛けた記憶がないんだけど・・」

冬は水温が下がりますから、当然ヒラメの活性も下がります。

深場に落ちてしまう展開になると、サーフからのロングキャストでも居場所に届かなくなるでしょう。

そうなれば、釣りに向いている時期とは言い難いですよね。

意識したいのは、水温とベイトフィッシュの存在です。

高めの水温で、イワシや落ち鮎などのベイトフィッシュが接岸しているようであれば、その時期に合わせてヒラメ釣りを実践するのが正解でしょう。

そういう意味では、秋のサーフゲームは逃せませんし、春の産卵までの時期も釣り場へ足しげく通いたいものです。

そんなふうに考えているアングラーは多いようで、サーフに出向いたら横一列にびっしり立ち並んでいることも。

気象情報や潮時表などを頭の中に入れた状態で、ベストの釣り場へ出向くようにしましょう。

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出典:YouTube

ヒラメ釣りと離岸流の関係!

サーフエリアにおけるヒラメ釣りでは、離岸流の存在に注目してください。

パッと見ただけでは分かりにくいですから、じっくりとサーフを観察する習慣を身につけましょう。

足元に寄せてきた波が、沖へ向かって流れ出ていくような動きを見せていたら、間違いなく離岸流です。

そんな潮の流れの中では、ベイトフィッシュがバランスを崩します。

軽いパニック状態になっているのを、フィッシュイーターであるヒラメが見逃すはずはありません。

キャストしたシンキングミノーやシンペンに、フォールアクションを加えるようにしてください。

例えば、ステディリトリーブしながら、一瞬キルを入れてその場でフォールさせるのです。

追従してきたヒラメが居れば、バイトのきっかけとなるでしょう。

ゴールド系カラーならバイトチャンスアップかも!

ヒラメ釣りでキルからのフォール誘いを仕掛ける場合、カラーにはゴールド系を試してみましょう。

魚がパニック状態に陥ると、金色に変色することがあるからです。

チャート系やピンク系も人気があるのですが、ぜひゴールド系にもカラーローテーションの一角を担わせてくださいね。

おすすめは、ロングサイズのシンペン。

これがフォールの際に絶妙な揺れアクションを発生させるのです。

3フッカータイプのスリムシンペンで、お気に入りのものを探しましょう。

ヒラメ釣りをサーフエリアで楽しんでいる動画はこちら

出典:YouTube

ヒラメ釣りにマッチするおすすめのタックルを選んでみた!

それではヒラメ釣りにマッチングのいい、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ロングキャストを実践しやすい、長さ10フィート超えのものがいいですね。

しっかり振り切って、じゅうぶんな飛距離を叩き出したいものです。

フッキングの際に、キレイなベントカーブを描くブランクスなら、バラシも抑えられるでしょう。

硬いだけのブランクスは、選ばないように。

ヒラメ釣りの時期っていつごろなの?サーフや河口エリアでルアーをキャストして釣り上げよう

シマノ(SHIMANO) ショアキャスティングロッド エンカウンター S106ML ストロングモデル シーバス ヒラメ 青物 ヒラスズキ 磯場

シマノからリリースされている、10フィート超えのショアキャスティング用スピニングロッドです。

全長は3.20メートルもあるので、軽めに振るだけでもルアーが飛距離を伸ばしてくれます。

継数は2本で、仕舞寸法は164.0センチもありますから、クルマへの積み込みや取り出しの際に注意してください。

自重は161グラムと、長さに対しては軽めの設定になっています。

先径は1.7ミリと細めで、適合するルアーウェイトは、6グラムから32グラムまでです。

適合するPEラインは、0.6号から1.5号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.7パーセントですね。

実際に手にしてみると、かなり長さを感じる仕上がりになっていますが、さほど持ち重り感はありません。

シャープに振り抜けできるので、スリム系ハードルアーを複数用意して、ローテーションしながらロングキャストを繰り返しましょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

低価格で購入できることで、他の必要なタックルも同時に購入できそうですね。

リールやリールに巻くPEラインなども、揃えるようにしましょう。

グリップ周りが絞り込まれていますから、しっかりチカラを込めて握れます。

濡れたままの手でも、安定感があるのは嬉しいですね。

ヒラメ釣りの時期っていつごろなの?サーフや河口エリアでルアーをキャストして釣り上げよう

シマノ(SHIMANO) スピニングリール シーバス 20 エクスセンス BB 4000MHG

シーバスゲーム用に作られたスピニングリールですが、ラインキャパはじゅうぶんサーフゲームに耐えられるものです。

元々シーバスゲームとサーフヒラメゲームは、タックルが被ることが多く、このリールもそういう類いのものと考えてください。

ギア比は5.8対1に設定されているので、ハンドル1巻きにつき93センチのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、6.0/11.0キロです。

自重は280グラムで、スプール寸法は直径が51ミリでストロークが17ミリ。

ラインキャパは、PEラインの1.5号なら200メートル巻けます。

ハンドルの長さは55ミリで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に手にしてみると、ローター回転は滑らかで、ハンドルもスムーズに回る印象ですね。

全体的にカチッとした剛性感があるので、強い負荷が掛かっても安心してやり取りを楽しめるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ブラックカラー基調なところが、どのロッドにもマッチしやすい雰囲気を作り出していますよ。

ドラグ調整はしやすく、ラインの出もスムーズなのがいいですね。

ヒラメ釣りの時期を把握して大型サイズを釣り上げよう!

ヒラメ釣りの時期やアプローチ方法、おすすめのタックルを取り上げましたが、参考になりましたか?

ソゲがよく釣れる夏場の釣りでも、足しげく通っていると大型サイズに恵まれることがあります。

あえてオフシーズンを作らずに、フィールド観察だけでもかまいませんから、釣り場へ出向くようにしたいですね。

必ず新しい発見があり、それがあなたのヒラメ釣りを改善してくれる、大きなきっかけになるかもしれないからです。

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