DAZNとパートナーメディアによって立ち上げられた「DAZN Jリーグ推進委員会」の活動の一環としてスタートした「月間表彰」。2021明治安田生命Jリーグで活躍した選手、チームなどを各メディアが毎月選出。フットボリスタでは「月間MIC」(Most Interesting Club)と題し、ピッチ内外で興味深い取り組みを行ったクラブを紹介する。
10月度はクラブマスコットのアビーくんとビビーちゃんに待望のジュニアが誕生したアビスパ福岡を選出。マスコットのファミリー化はクラブにどのような影響を与えるのか。マスコットのスケジュール調整やイベント稼働アテンドなどを行う、同クラブマーケティング部の高木千亜紀氏に話を聞いた。
“生活”に紐づけて活動できる
――2021年10月度の『月間MIC』に、クラブマスコットのアビーくんとビビーちゃんにジュニアが誕生したアビスパ福岡を選出させていただきました。サポーターはもちろん、他クラブマスコットやパートナー企業、多くの方から祝福の声が届きました。
「月間MICの選出ありがとうございます。(ジュニア誕生を)ファン・サポーターはもちろん、アビスパに関わる皆さんは喜んでくれるとは思っていましたが、ここまで大きな反響になったのは想像以上でした」
――アビーくんとビビーちゃんは2003年に結婚されているので、夫婦生活18年目での第一子となります。
「クラブとしては今年J1残留を決めて、2001年以降ずっと続いていた“5年周期”(5年ごとにJ1昇格、1年でのJ2降格を繰り返していた)を終わらせることができました。そんなメモリアルなタイミングで、さらにアビーくんから『生まれました』と連絡をもらったので、なんて素晴らしいタイミングなんだと(笑)。サポーターのみなさんの期待や、ポジティブなクラブの雰囲気を感じて、コウノトリが運んできてくれたのかなと思います」