「現代ホスト界の帝王」で知られる、ローランドさんが3日、自身のYouTubeチャンネル『THE ROLAND SHOW』を更新。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店舗を休業することを発表した際に寄せられた言葉に、複雑な本音を覗かせました。



■営業自粛に寄せられた「正しい」の声

緊急事態宣言解除前の5月21日に撮影された今回の動画。経営する全店舗の営業を自粛していた彼ですが、その判断に「正しい」という声が寄せられていたことに撮影スタッフが触れると、複雑そうな表情に。

「経営者じゃない人からしたら休むのが正しいって言うじゃないですか」「でも経営者からしたら、そんな綺麗事ばっか言ってられないよってところもある」と本音を漏らします。


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■「責任取ってくれるワケじゃない」

ローランドさんがそう語るのは、もし倒産した場合、責任を負うのは他ならぬ彼自身だということ。「倒産したら(営業自粛が)正しいと言ってくれた人は責任取ってくれますかって言ったら、取ってくれるワケないじゃない」と、静かながらも熱を感じさせる声で語ります。

さらに、彼は「リスクを負ってでも店を存続させてっていうほうが結果的に正しいかもしれない」「潰れたら元も子もない」とも続け、「営業しているところが格好悪いなとも思わない」と、営業自粛していなかった店にも理解を示します。


■「尊敬する」「好き」

決して自分の意見を通そうとするワケではなく、違う立場の人も受け入れたローランドさん。

その姿勢に、コメント欄では「本当に営業停止できたのは凄いと思うよ」「たしかに判断が正しいって言うコメントをした人たちは責任取れない。ただの視聴者だもんな」「ローランドはぶっちゃけるから好き」「普通に経営者として尊敬するわ」などの声が寄せられています。


■新型コロナ感染再拡大の危険

現在、「東京アラート」が発令されている東京都。夜の街を訪れた人の感染が多いことが指摘されており、経営者や従業員はもちろんのこと、遊びに行く人にも批判的な声は少なくありません。

結果的に緊急事態宣言発令中は店舗の営業を自粛していたローランドさんですが、倒産の危険性や従業員の生活など、様々な点を踏まえたうえで下した決断だったようです。

★ローランドさんの動画はこちら

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(文/fumumu編集部・柊青葉