(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)自分の性的指向や性自認ははっきりと理解しているにもかかわらず、自分がどのマイノリティにわからない人もいるそうです。

fumumu取材班は理由を聞いてみました。



(1)過去に付き合った人がトランスばかり

「自分はずっと異性愛者だと思っていました。ですが、これまで女性だと思って付き合ってきた3人は、後から自分はトランスジェンダーだとカミングアウトしてきました。


トランスジェンダーだからといって別れるということはなく、『そうなんだ』程度で、普通に自分はトランスジェンダーを恋愛対象として受け入れました。


その後に付き合った女性はトランスジェンダーではありませんでしたが、Xジェンダーの無性でした。こうまで続くと、自分の性的指向・恋愛指向ってトランスジェンダーなど性自認が異なる人なのかもって思えます。


ですが、同性愛・両性愛などはあっても、そんなマイノリティを聞いたことがありません。調べきれていないだけだけれど、探しても知ることができていないので、自分はマイノリティが不明です」(20代・男性)


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(2)トランスと異性が好き

「一時期はバイセクシャルかなと思ったのですが、そうではなさそうなので悩んでいます。恋愛的にいいなって思う人がみんなトランスジェンダーか異性かなんです。



そういうと、トランスジェンダー男性を女性としてみてしまっているのではないかと言われますが、トランスジェンダー男性はあくまで相手の性自認に則り、男性としてみています。


もしかしたら、いかにも女性っていうキャッキャしたようなタイプが恋愛対象外なのかもしれませんが、それは自分の好みなのか、カテゴライズできないマイノリティなのかわかりません」(20代・男性)

(3)芸能人しか好きにならない

「私は人に恋愛感情を抱いたことがないと思っていますが、芸能人に対してガチ恋をするので、完全に恋愛感情がないわけではなく、悪く言えば妄想癖が強いと言えます。


一時期は、芸能人はお付き合いに至ることがないから、双方向の恋愛を望まないリスロマンティックというマイノリティなのかと思ったけれど、もし芸能人とお付き合いできたら嬉しいですし…。


じゃあなんだと色々考えた時に、生々しい人間はダメなんじゃないかと感じました。芸能人相手だと、都合よく美化したり、自分の解釈で考えられてしまいますからね。ただのこじれ女子かもしれませんが、こんな人もいるんです…」(20代・女性)


人の性自認や性的指向は多様。
カテゴライズできないものがあってもおかしくないのかもしれません。

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(文/fumumu編集部・Amy