アーティストのこっちのけんと(28)、俳優の菅田将暉(32)、菅生新樹(25)の母である菅生好身さんと、父の新さんが、6月4日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話 2025夏SP」(日本テレビ系)に出演したが、なかなかの“異変”が目立った。
もちろんこの三兄弟は、長男が菅田将暉、次男がこっちのけんと、三男が菅生新樹であることは周知の事実。
「実は、菅田さんの両親がテレビに出演する場合、菅田将暉さんの名前や映像・画像を出すことは、暗黙の了解でNGになっているんです。ただし、菅田さん本人が両親や弟たちのことを話題にする場合はOKです。というのも、両親が菅田将暉さんでビジネスをしてしまったことからそうなってしまったようです」(バラエティー番組関係者)
父の新さんはもともと経営コンサルタントで、関西地区ではタレントとしても活動。これまで、著書「スゴー家の人々~自叙伝的 子育て奮戦記~」(トランスワールドジャパン刊)などを発売している。
「同書で菅田さんのエピソードやデビュー前の写真を使用したり、菅田さんの両親であることを利用して有料のトークショーを行ったりしていたことから、菅田の所属事務所から“警告”を受けたともっぱらです」(同前)
家族や兄弟姉妹が、先にブレークした兄弟姉妹などの知名度を利用して活動し、先方の所属事務所との摩擦が生じるこうした例は芸能界では時折あるようだ。
「妹の有村架純がNHK朝ドラ主演で一躍ブレークした後、芸能活動をしていた姉が『新井ゆう子』から『有村藍里』に改名し、姉であることを公言。自身の整形も公表しました。これに対し、妹の事務所はイメージ維持のため、それぞれが姉妹の話題に触れることは黙認しているようですが、表立った共演は実現していません。また、俳優の竹内涼真がブレーク後、モデルとして活動していた妹・ほのかが芸能界デビューして、兄との関係や恋人が芸人であることを積極的に発信し、ネット上をザワつかせましたが、兄の所属事務所は決して快く思っていないでしょうね」(週刊誌記者)
兄弟姉妹や親族といえでも、芸能人は“イメージ商売”だけに、「商品」の価値に関わるような身内の振る舞いには、所属事務所も慎重にならざるを得ないということのようだ。
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「兄弟姉妹の七光り」は芸能界では意外と難しいもの。