フジテレビは11日、同局社員の山本賢太アナウンサーが過去にオンラインカジノを利用していたことが判明したと発表した。山本アナは同局を通じて「極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております」と謝罪した。
同局は「当社社員に関するご報告」と題した文書で、「当社社員の山本賢太が、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明しました」と公表。「疑義が生じた段階で社の判断として出演を見合わせてきましたが、今後も関係機関に相談しながら当社としても事実関係を確認し、社員就業規則に則り厳正に対処してまいります」とした。
その上で「視聴者や関係者の皆様には、ご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。再発防止に向け、改めてオンラインカジノは違法であることを周知徹底してまいります」とつづった。
さらに「山本賢太コメント」とし、「様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております。自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります」との本人からのコメントを発表した。
“ヤマケン”の愛称で親しまれる山本アナは慶應義塾大学商学部を卒業し、2021年入社。公式プロフィルに趣味が筋トレと書き、昨年7月の「FNS27時間テレビ」では100キロマラソンを完走。肉体美を競うコンテスト「ベストボディジャパン」に参戦するなど肉体派アナとして知られる。この日は同局系「ぽかぽか」(月~金曜・午前11時50分)の水曜日の進行役を欠席。5月28日、今月4日に続き、3週連続の欠席となったが、不在の理由は説明されなかった。