『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役や、『名探偵コナン』の灰原哀役などで知られる人気声優の林原めぐみが8日に更新したブログが炎上し、世間の注目を集めている。
林原は「興味がない、わからない、知らない」と題したブログで、「で いいんだろうか 本当に心配になって来ました」と書き出し、《一部のマナーの無い民泊の人や『譲る』を知らない海外観光客や京都の竹削ってしまったりする人もいる 規制を持たないと、そこはしっかり取り締まらないと》《日本の税金は『まずは』税金を納めた人達へ(納めた在日外国人は勿論含む) 日本の[被災地]に 今日本を支えている学生に使って欲しいと思うのは排外主義と言われるのかしら》などと、訪日外国人観光客のマナーや日本の税金の問題などに言及している。
「林原は当初のブログで、韓国人YouTuberが動画を通して政治的な主張をしていることを綴っており、『韓国のテレビと日本のテレビも放送しない内容もありました』とも言及していましたが、大炎上して削除。一部を変更して再掲載し、『声を上げる事すら冷ややかに 日本が日本に[無関心]な事が とにかく悲しいと伝えたかった』などと追記しています。林原の発言には、《炎上する内容じゃないよね》と擁護の声も相次いでいますが、炎上のきっかけはジャーナリストの津田大介氏や暴露系インフルエンサーによる批判の投稿でした。対して、林原の擁護に回ったタレントのフィフィなども参戦し、波紋が広がっています」(芸能ライター)
■長瀬智也の皮肉投稿に“ダサい”と批判殺到
過去には、俳優の佐藤浩市(64)、演出家の宮本亞門(67)や女優の小泉今日子(59)、タレントのきゃりーぱみゅぱみゅ(32)、タレントのローラ(35)などが政治的発言で炎上している。政治発言といっても、直接的な思想ではなく、政治家への皮肉すらも許されないらしい。
「昨年10月に元TOKIOの長瀬智也が、インスタグラムのストーリーズで、パンクしたタイヤの写真を添えて『裏金でパンクを直していただけませんでしょうか #自民党』と投稿し物議を醸しました。一部ファンからは"ダサい"とか"悪い影響を受けている”“洗脳されている"などの陰謀論めいた決めつけで批判をされる始末。日本では芸能人の政治発言はタブーになっており、ネットのターゲットになりやすい。影響力がある人物が特定の考えを主張することに批判的で、主張が異なるユーザーによる攻撃によって林原のようにブログ削除に追い込まれたり、スポンサーにクレームを入れるなどの行動が起こるため、商売が成り立たなくなる悪い風潮が出来上がっています。今回は7月の参院選を間近にしたタイミングであることから、より注目されてしまったようです」(週刊誌記者)
林原はブログの最後に「やはり政治的な発言は、難しい」と綴っているが、政治をオープンに議論できる日は来ないのだろう。
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