4月24日と5月8日発売の「週刊文春」で、永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられた田中圭(40)が窮地に追い込まれつつある。


 本人と双方の事務所は不倫関係を否定するも、二人が出演するCMの動画や画像が続々と削除され、永野は26年1月よりスタートする大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK)の出演を辞退し、ラジオ番組「永野芽郁のオールナイトニッポンX」が放送終了となるなど不倫疑惑の影響は大きな損失をもたらす結果となった。


 永野の活動継続が困難になる一方、大きな支障がなく活動を継続できているかに見えるのが田中だ。5月29日、田中が出演を務める舞台「陽気な幽霊」東京公演が千秋楽を迎え、先日までは大阪、6月11日から15日まで福岡で公演が開催される。さらに6月29日からWOWOWにて主演ドラマ「おい、太宰」が放送される。


 ところが、そんな田中の周辺で静かに異変が起こり始めている。


「2018年4月期からシリーズがスタートした『おっさんずラブ』のヒットを機にブレイクした田中さんは、所属するトライストーン・エンタテイメントの中ではファンクラブ収入1位を誇っていたといいます。ですが、不倫疑惑報道後、《そんな人間性を持った人のファンクラブに入っていた自分が嫌だ。田中圭をファンとして支えたく無くなった》という強い拒否反応とともに、田中さんのファンクラブを退会したという投稿が相次いでいるのです」(芸能ライター)


■“人たらし”の憎めないキャラで人気をキープしてきた田中


 同事務所には間宮祥太朗(31)、坂口健太郎(33)、赤楚衛二(31)ら人気俳優も所属しているが、その中で田中がファンクラブ収入1位だった理由は何か?


「誰とでも仲良くなれる天真爛漫さと、母性をくすぐる危うさでしょう。情けないダメ要素のある役のうまさが絶妙で、田中さんが演じるとなぜか憎めないキャラクターになり、役を通して田中さんを可愛いと評するファンも多くいました。“人たらし”の側面があったため、許されてきた側面もありますが、とはいえ、酒癖の悪さには共演者からも指摘があり、過去に何度も酒がらみの醜聞も封じられています。それでも、二人の娘を溺愛するエピソードを話すなど、しっかり父親として家族を大事にしている一面があったからこそ、田中の危うさが母性をくすぐる魅力へと昇華されていたのでしょう」(ドラマ制作関係者)


 また今回の不倫疑惑報道は俳優として、永野よりも致命的だと見る向きもある。


「年齢的に父親役が多くなってきたタイミングでしたが、今回の報道によりハマる役柄が今以上に狭まる可能性があります。また舞台もファンクラブ会員などの熱心なファンが減ると、チケットを捌くことが厳しくなる。

イメージを覆す仕事に恵まれる機会は少なくなることを踏まえると、永野さんよりも田中さんの方が不倫の代償は高くつくことになりそうです」(前出のドラマ制作関係者)


 酒癖の悪さによる不祥事をファンもかねてより案じてきたが、まさか不倫という一線は超えるとは想像していなかったようだ。そのため、今回の不倫疑惑報道に対し一気に《生理的に無理》《気持ち悪い》というSNSの投稿もある。こうした理由からファンクラブ退会に繋がっているのだろう。


 “人たらし”の武器を存分に活用してきた田中に、ファンの怒りと愛のムチは届くのか。


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