元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(42=不同意性交等罪で在宅起訴)がバウムクーヘンの販売事業を始めたのは4月27日のこと。当初は大きな注目を浴びた販売会はその後も続いてはいるものの、いつしかニュース記事の本数は減少。
6月10日昼前、バウムクーヘン事業専用となるインスタグラムのアカウントにアップされたのは、本人が埼玉県羽生市にある介護施設で歌を披露する姿を収めた動画。曲は松山千春の「大空と大地の中で」で、気持ち良さげに歌う斉藤被告の周りには多数の高齢者がおり、歌を楽しんでいるというものだ。
「斉藤被告は10日を含め、12日まで羽生市内で販売会を行うことを事前にインスタで公表していました。動画には《喜んで頂き良かったです》というメッセージが添えられており、自分なりに慰問がうまくいったと自負しているようです。徐々に注目度が下がっていく中、販売会に介護施設訪問をセットにするという“新技”で再び注目度を上げようという作戦ではないでしょうか」(スポーツ紙芸能デスク)
殊勝な態度を見せることによって再浮上を画策しているということか。高齢者に斉藤被告の知名度がどこまであるかは分からないが、介護施設を慰問する姿をインスタにアップすれば、ネットユーザーへの訴求力はあってもおかしくないだろう。
「スキャンダルを起こした芸能人が福祉や介護に関わると、どうしても“みそぎ”に利用していると見られがちです。2009年に覚せい剤事件で逮捕され、有罪判決を受けた酒井法子さんは翌10年に介護を学ぶとして、現在は廃止された大学の介護福祉コースに入学しました。当時は酒井さんの入学を好意的に受け止める人がいる一方で、《介護をダシにしているだけ》と揶揄する向きも多かった。今回の動画が出たことで、斉藤被告にも同じように賛否の声が上がるのではないでしょうか」(前出のスポーツ紙芸能デスク)
周囲の雑音がバウムクーヘン事業に支障をきたさなければいいが。
◇ ◇ ◇
一時は大きな注目を浴びた斉藤慎二被告のバウムクーヘン販売会だが、そもそもなぜバウムクーヘンなのか? 関連記事【もっと読む】「なぜバウムクーヘン?」「なんで高崎で?」元ジャンポケ斉藤慎二被告の販売会の謎に迫る…では、その謎に迫っている。