芸能界を引退した中居正広氏(52)と元フジテレビアナの女性Aさんとの一連のトラブルは、ますます泥仕合の様相だ。
第三者委の「性暴力」認定に反論を続ける中居氏に対抗するかのように、「週刊ポスト」に、Aさんと中居氏のトラブル当日(23年6月2日)以降の“メールのやりとり”とされる文面が掲載され波紋が広がっている。
記事によれば、文面にはトラブル後、《楽しかったです。早いうちにふつうのやつね。早く会おうね!》と誘う中居氏に対し、《(前略)食事に行けるメンタルではないです…》と返す様子や、その後PTSDを発症し入院することになったことや医療費が高額になるため、経済的な援助を申し出る様子など極めてプライベートなやりとりが記載されている。週刊誌芸能記者はこう話す。
「“友人からの提供”という体裁をとっていますが、ほぼ本物と見て間違いない。ここへきて中居氏サイドからの反論や、Aさんがひぼう中傷に悩まされていることに一石を投じることになるでしょう」
元放送作家の長谷川良品氏は28日、自身のユーチューブチャンネルで、「普通を強調するということは、やはり普通ではなかったというアブノーマルを想起せざるを得ない」と喝破したが、ネット上は大炎上となっている。
「ひとつ気になるのは、『守秘義務』をめぐる扱いです。名誉回復やフジテレビからの損害賠償請求回避を狙っていると報じられている中居氏サイドですが、すでに第三者委とのやりとりは決裂している。“次の一手”をどうするか。法律家の意見は割れていますが、事態はさらに混迷の一途です」(前出の記者)
先日行われたフジ・メディアHDの株主総会では、「中居氏を訴えないのか」という質問も飛んだが、フジの清水賢治社長は、「法律家、専門家の意見なども伺いながら検討していく」と言うにとどまった。その一方で、中居氏サイドの今後の動きも注目される。事態はまさにカオスとなりつつある。
◇ ◇ ◇
この問題に関する一連の動きは、<【関連】中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?>他、関連記事も必読だ。