SKE48の元メンバーでタレントの三上悠亜(31)が、イベントで着用したウエディングドレスをめぐって炎上した件。


 発端は7月27日に、三上が自身のインスタグラムで、ボートレースのステージにゲストとして出演した際の投稿に添えられた写真だ。

三上がウエディングフォト専門店のドレスを着用していたことから、結婚式の“後撮り”で同じドレスを着用予定のⅩユーザーが「最悪」などと批判。これが“職業差別”ではないかという議論が巻き起こった。


 炎上騒動は収まらず、29日にも三上が「イベント用に用意していただいた衣装を着たので、それがウェディングのものとは知りませんでした」とⅩで言及している。さらに自身のインスタのストーリーズでも、「わたし自身がAV女優だった事実を消そうとしたことは一度もないです」「こうして言われるのも覚悟の上でやってきました」とも明かしている。


 三上は、2009年に女性アイドルグループ「SKE48」に加入。卒業後の15年から23年までセクシー女優として活動し、その後はタレントに転身している。


「現在はアパレルプロデューサーとして実業家としての顔を持ち、YouTubeチャンネル『ゆあちゃんねる!』は登録者数111万人、Ⅹのフォロワーは850万人の人気インフルエンサーでもあります。彼女の場合、SKE48時代はタレントの手越祐也とのキス写真が報じられた程度で、アイドルとしては目立った存在でもなかった。セクシー女優に転身後の方が圧倒的な人気で、中国での知名度も上がりました。現在はメークやファッションなど、国内外の若い女性から支持を得ている。今回の騒動も彼女は与えられた衣装を着ただけ。批判される立場にないので気の毒ですが……」(女性誌ライター)


■“職業差別”ではなく棲み分けを!の声があがる


 SNSでは議論が白熱し、《子供や女性の目にふれる活動は謹んで頂きたい、棲み分け大事》《職業差別の件と誹謗中傷の件は分けて考えないとだめだよ》《性を売り物にするセクシー女優とかキャバ嬢という職業を選ぶことは責めないけど、表に出てくるのはやめて欲しい》などと賛否が相次いでいる。

AV産業は「性犯罪の抑止力になる」と言われる一方、近年は女優への"出演強要"なども問題になった。それだけに多くのユーザーからは、「子供たちの憧れの職業になったら困る」という懸念が今回の炎上にもつながっているようだ。


 三上のほかにも、元AV女優の明日花キララ(36)もアパレルや美容商品のプロデュースで成功し、雑誌の「整形してなりたい顔ランキング」で1位になっている。彼女たちは稼ぎもよくてブランド品を身につける様子など、キラキラした姿が若い女性から支持を得ているようだ。


「SNSでは夜職であるキャバ嬢もやり玉にあがっていますが、元北新地ナンバーワン・ひめかのように経営者としても活躍する一方、業界で知名度を上げてYouTuberなどに取り上げられることで、雑誌のグラビアデビューや女優デビューまで果たしている例もあります。彼女たちは資産家の男性や旧ジャニーズのタレントなどとの熱愛の噂も多く、近年はキャバ嬢などの夜職や元AV女優を起用したバラエティー番組も少なくなくなったため、芸能界を目指す女の子たちからも関心が高まっている現実もあります。ただ、人気タレントに転身できるのは奇跡のような確率です」(芸能プロダクション関係者)


 本人の意思で選んだならどんな職業でも差別されるものではないが、デジタルタトゥーや色恋によるリスクも伴うだけに「憧れてほしくない」と願う声が上がるのも理解できるだろう。


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 三上悠亜は旧ジャニタレとの熱愛報道が出るなど、私生活も華々しい。関連記事【こちらも読む】三上悠亜は長尾謙杜と千賀健永を手玉に取って女を上げた なにわ男子は新曲売り上げ半減危機…では、その派手な交友関係について伝えている。


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