アイドルグループSnow Manのメンバー、ラウール(22=写真)の評価がうなぎ上りだ。現在、木村文乃(37)主演のフジテレビ木曜劇場「愛の、がっこう。」に出演中。
もっとも、初回(7月10日放送)はつまずいた。世帯視聴率4.7%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)は、木曜劇場の初回視聴率で過去最低を更新。さらに放送直前の6月に改正された風営法に触れるシーンが登場し、エンディングで“釈明”のテロップを流す羽目に……。
「ただ、テレビの無料配信サービスTVerのお気に入り登録者数は65万人(7月31日現在)で、フジテレビ系ドラマの中ではトップと伸びつつある。ドラマをリアタイ視聴する中高年層より若い世代の支持を集めているのでしょう」(在京キー局プロデューサー)
レビューサービスFilmarksでの評価も5点満点で3.8とまずまず高評価で、こちらも上昇ムード。《ラウールのドラマ初めてみました。演技すごく上手で驚きました》《ラウールがこんなに演技うまいの知らなかった》なんて驚きの声が続々と上がっている。木村の確かな演技力は今さら言うまでもないし、脚本の井上由美子氏も好き嫌いが分かれるとはいえ、「緊急取調室」シリーズ(テレビ朝日系)や「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)などを手がけたヒットメーカーだ。
ラウちゃんファンも安心して見ていられる?
「ドラマと映画には、これまで計10本程度しか出演していないラウールさんのホスト役さえハマれば、それなりに評価されるだろう。最初から、そうみられていたんです。彼は自らを人見知りの“陰キャ”と称している。
「加えて、屋上のシーンを効果的に使っていますよね。お仕事ドラマなら先輩社員が屋上でこっそり後輩を慰めるなんてのは定番中の定番ですが、屋上ってどこか“秘密基地”めいているのに開放感があるから、暗くなりすぎない。恋人同士でもウエットになりすぎず、爽やかな感じすらする。“ラウちゃんファン”も安心して見ていられるのかもしれません」と笑う。
もしラウールが本当にホストなら《No.1にしてあげたくなっちゃう》なんてレビューも。このまま上昇気流に乗っていけるか。
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