日テレ関係者がヤキモキしながらその成り行きを見守っているのが「news zero」(日本テレビ系)で共演する藤井貴彦アナ(53)と嵐・櫻井翔(43)の微妙な関係だという。
今月20日に放送された特別報道番組「zero選挙2025」で2人は共にキャスターを務めたのだが、放送が終了してからというもの、なぜか2人の関係はぎくしゃくしているというのだ。
「『zero選挙2025』は民放選挙番組のなかで視聴率ナンバーワンを獲得したのですが……日テレ独自の鋭い視点で興味深く参院選を分析していた。藤井アナの頑張りが大きかった」(番組関係者)
ところが大活躍した藤井アナとは対照的に、櫻井はキャスターとしての存在意義が問われることになってしまったという。
「櫻井が存在感を発揮したのは同学年である自民党・小泉進次郎氏との対談企画のみ。それ以降は深夜まで、生放送で参院選の模様を熱心に伝えていたが、肝心なところではお地蔵さんのように黙ってしまう。選挙結果を伝えるだけの中学生でもできる内容だった。視聴者が聞きたかったのは櫻井の政治に対する意見だったはずなんです。ネットで櫻井は置物呼ばわりされていた」(前出の関係者)
結局、櫻井は自分の意見をほとんど述べることなく選挙特番は終わりを迎えてしまった。
■「原因は藤井アナの圧ですよ」
櫻井と言えば、『news zero』の月曜キャスターを務める傍ら2000年代に選挙特番のプレゼンターやナビゲーターとして出演し確実にスキルを磨いてきたはずなのだが、なぜ置物になってしまったのか。
「原因は藤井アナの圧ですよ。昨年4月にフリーになったもののメインの仕事は日テレオンリー。他局はラジオが一本あるだけで初の選挙特番ということもあり、何とか爪痕を残そうと必死だったみたいです。結果、櫻井のコメントを挟む余地がなかった。
一方で、こんな話も。
「櫻井が藤井に気を使っていたなんてことはつゆ知らず、とにかくオレがオレがと、差をつけられている同期の羽鳥慎一アナをライバル視し前のめりになる藤井アナに、櫻井を顧みる余裕はない。櫻井はそんな藤井アナに内心、イラっとしていたのではないでしょうか」(日テレ関係者)
実は「zero選挙2025」の制作発表の際に、日テレサイドは櫻井が主演するドラマ「放送局占拠」とのコラボ企画を提案していたという。
「選挙と占拠を引っ掛けたんです。だが、猛烈に反対したのが藤井アナだった。それでこの企画は立ち消えになった」(事情通)のだという。
果たして櫻井と藤井アナが腹を割って話せる日は訪れるのか。
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櫻井翔主演の「放送局占拠」だが、暗雲が垂れ込めている。関連記事【もっと読む】夏ドラマ不作か? 櫻井翔の占拠シリーズ第3弾は「嘘だろ~」と言いたくなる…では、ドラマの前評判について伝えている。