昨年末に辞任していた女性社長A氏の金銭トラブルが発覚した芸能プロダクション「ナチュラルエイト」。所属していたお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也(55)と有田哲平(54)、マツコ・デラックス(52)、有働由美子(56)らは先月13日、新事務所「チャッターボックス」を設立し、移籍。

一件落着と思われたが、マツコの怒りは収まっていなかったようだ。


「女性自身」(8月19・26日合併号)が報じたのが、マツコらによる“10億円訴訟”の可能性だ。


 ナチュラルエイトは、くりぃむが「海砂利水魚」時代のチーフマネジャーA氏が2009年に設立し、上田と有田が移籍。その後、マツコや有働が加わったことで、小規模ながら大手並みの売り上げを誇っていた。マツコは親愛を込めてA氏を“ババア”と呼ぶなど関係は良好だったが……。


「Aさんを信頼しきっていたタレントたちは会社の経理について一切タッチしていなかったのを尻目に、Aさんはタレントのギャラを中抜きして高級マンションを買い漁ったり、タレントの仕事に同行して海外で豪遊したり、私腹を肥やしていたと報じられています。Aさんはブランド物を身に着けるなど、業界では羽振りのいいおばさんで知られていました」(スポーツ紙記者)


 特にショックを受けていたというのがマツコだという。


「雑誌や書籍でコラムニストとして活躍していたマツコは、毒舌がウケて現在テレビのレギュラー5本を抱える売れっ子となり、稼ぎ頭でした。Aさんに裏切られたという思いが強いマツコは、テレビでギャラについて聞かれるたびに不信感を抱いていたといいます」(芸能ライター)


 マツコはネットニュースで年収が“7億円”と報じられると、「ふざけんなって。かけ離れている。ビックリする金額」と怒りをぶちまけ、“20億円”と言われると、「10分の1ももらっていない」と実情をほのめかしていた。


 だが、Aさん自身は「中抜きはなかった」と話しているという。

マツコは訴訟でギャラを取り戻すことになるのか。


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 今年のマツコ・デラックスの身辺は、とにかく騒がしい。関連記事【もっと読む】突然の事務所解散&フジのオンカジ社員にカネ貸し…波乱続くマツコ・デラックス“唯一の救い”…では、その“喧騒ぶり”について伝えている。


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