元SPEEDで自民党の今井絵理子参院議員(42)のパートナーで元神戸市議のハシケンこと橋本健氏(45)が4日、自身のXを更新。今井氏をはじめとする「芸能人政治家」を擁護する長文の投稿をアップし、批判の声が上がっている。
橋本氏は「実名でもないので損害はないでしょうから」と断りを入れつつ、日頃、今井氏の政治家としての姿勢に苦言を呈する有権者に"反論"。
「まず、今井絵理子氏は外務政務官ではありません」とし、第2次石破内閣で内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官を務める今井氏の情報を正確に調べられていない有権者は、「今井氏と肩を並べられると思うのは狂気の沙汰です」と煽っている。
また、「議員立法ゼロを根拠に批判する人がたくさんいますが、それは自らが無知であることを露呈しているようなものです。実質的に今井氏が立案し成立している法律もあります」「今井氏も人ですから心が壊れそうになるでしょう」「10年前にみた今井氏と今の今井氏ではおよそ比べ物にならないほどに政治家として成長しています」「芸能界出身であることを理由に、多くの政治家が理不尽な批判を受けています」などと書き綴っている。
■議員立法提出数は0本と出てくるが…
ちなみに「日本法令索引」の公式サイトで検索した結果、今井氏の提出法案は0本(5日時点)。同じ芸能界の先輩で、三原じゅん子こども政策担当相(60)は2本だった。2016年7月の参院選で初当選し、当選回数2回の今井氏はいずれも比例区だ。
議員として話題になったことといえば、17年7月の橋本氏との新幹線手つなぎ不倫騒動、23年7月のフランス視察旅行騒動、25年4月には『文春オンライン』で女性秘書へのパワハラ疑惑が報じられたことくらいだろう。
橋本氏は日々、メディアやSNSの言論に対して批判的な投稿を続けている。今回パートナーに代わって反論したかったのだろう。だが、筋違いの反論は今井氏批判をさらに炎上させるものになりそうだ。
「今井氏の場合、国民的歌手グループだった『SPEED』のメンバーでしたから、グラビアや売れないタレント出身の政治家よりも良くも悪くも注目される存在ではあるでしょう。
プライベートでは橋本氏との関係が報じられてから8年。18年10月には今井氏が自身のブログで交際を公表。以降、結婚発表はないが、今年6月には週刊誌に今井氏が左手薬指に指輪していたと報じられている。
「今井氏本人は結婚は否定していますが、内縁関係は続いています。橋本氏は今井氏の名誉を守ろうと必死に動いているところからも、公私にわたるパートナーとして良好な関係でしょう」(女性誌ライター)
公人に対しても誹謗中傷は許されないが、有権者のほとんどが今井氏の政治家としての仕事に対して批判している。「芸能界出身だから」と言われたくなければ、成果を上げるほかないだろう……。
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