9月1日付でサントリーホールディングスの代表取締役会長を辞任した新浪剛史氏(66)。騒動の発端は、大麻由来の成分が含まれたサプリメントが海外に住む知人から送られたこと。
そんな新浪氏は、経済同友会の代表幹事も務める日本を代表するビジネスパーソンの1人だ。2日配信の「NEWSポストセブン」では、海外出張の多忙さとその合間に、週2回ジム通いする日常と筋肉質な体形を維持する健康志向な様子を報じていた。一流のビジネスパーソンが「筋肉」を鍛えるという話は珍しくない。「集中力の向上」「継続力」「ストレスの発散」など筋トレとビジネスを結び付けた書籍もごまんと出ているが、最近は、体を異常に鍛え上げるタレントの不祥事も……。
■松本人志は"筋トレ"依存症を自称
かつて芸人界のトップで23年に女性スキャンダルを報じられ、活動休止中のお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(62)もそう。2018年には、当時のフジテレビ系「ワイドナショー」で「『バイオハザード』とかやっていた時に、登場人物がムッキムキ。あれが嫌になってきた。やっている自分がほっそいのが許せなかった」と告白。この時点で自身を「筋トレ依存症」と認めているほどハマっていた。
そして、20代の女性との同居や妻・志穂美悦子(69)との別居が報じられた歌手の長渕剛(68)も同じく。今年7月22日には自身のインスタグラムで、ストイックな生活を公開。
いずれも業界の頂点に立ったが、仕事の出来るビジネスパーソンと筋トレに相関関係は? 明大講師の関修氏(心理学)が言う。
「大企業の社長やヤリ手の営業マンが趣味に『筋トレ』を上げるケースは多いのですが、ストイックに体を鍛える行為は自己肯定感を高める効果があります。精神的な自信を持つにはとても合理的です。筋肉質な体は男性的、昔ながらの権威的象徴と考えられていますから、古い考えの持ち主が多く、他人にも厳しい試練を課すタイプも大半です。半面、支配欲が強く虚勢を張りたいタイプですから、メンタル面は意外とナイーブで打たれ弱いケースも少なくありません。経営者やトップランナーは孤独だから、ストイックに体を鍛えるともいえます」
職場の人がムキムキになり始めたら……ちょっと気をつけたい。
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