連日バラエティー番組に出演している女優の山口智子(60)の、飾らない“ぶっちゃけ”トークが話題になっている。


 20日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」では、ハンガリーを訪問。

ライフワークになっている民族音楽を追う旅を紹介。山口は世界中の民族音楽を映像化する「LISTEN.」のプロデュース活動もしていることもあり、スタジオではMCの今田耕司(59)から「何カ国くらい行ってるんですか?」と質問。しかし、山口は「『私、何カ国行きました』って自慢するヤツが一番腹立つじゃないですか。何十カ国だしって言ってるようなヤツに成り下がらないようにして生きようと思って」と力説し、微妙な空気になったのだ。


「山口さんは『数じゃない』とも言ってましたから、数字だけでマウントを取るのが苦手と言いたいのでしょうが、視聴者からは《怒るとこ?》《気難しい人になった》といった反応が多かった。彼女はフジテレビドラマ絶頂期の90年代に『ロングバケーション』や『29歳のクリスマス』といった人気作で、サバサバした強い女を演じている。バラエティー番組などでプライベートを明かす機会がなかったですから、世間からは配役のイメージが強く、女性支持を得ている部分がある。昨年還暦を迎えるあたりから、バラエティー番組などに出演する機会も増えたのですが、どうやらちょっと違う……という声が散見されます」(女性誌ライター) 


バカリズムの話をさえぎるし、女王様にみたいで横柄!という反応も


 21日にはMBSテレビ特別番組『バカリズム×山口智子 ちょっと聞いてよ!ぐちバカリ』に出演したが、またしてもSNSには厳しい声が上がっている。番組では「夫に帰宅直前に『ご飯ある?』と連絡されると、モヤモヤする」という妻の声が話題になるも、山口は「夫婦でも最低限の礼儀とか緊張感って大事じゃん。それはすごくうちら気を付け合ってる」とし、夫の唐沢寿明(62)について「ヤツは私の100億倍ちゃんとしてる」とも語っている。だが、問題は話をしている姿勢のようで……。


「《「カッコいい女性に見られたくて必死だけど、滑ってる」感じが凄かったです》《足を組んで背もたれに寄りかかって片肘をついて椅子に座る姿はまさに女王様みたい》といった具合で、共演者のバカリズムの話を遮る場面やバブル感漂う話しぶりが横柄に映るようです。

山口さんにとっては、サバサバ系女性キャラを望んでブランディングしたわけでもないでしょうから気の毒ですが。還暦を迎えて新たな活動をする上で過去のイメージが影響しているようです。来年2月に還暦を迎える小泉今日子さんもまた50代半ばあたりから自由に発言し、政治的発言が多くなって”親しみやすさ”からは遠ざかりましたから、この年代の俳優やタレントにあるあるの悩みでしょう」(前出のライター)


 当人も、今さら好感度を気にしてはいないだろうが……。


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 2026年、小泉今日子は還暦を迎える。関連記事【こちらも読む】小泉今日子は商才もピカイチ! 還暦からの「自分がやりたいこと」を実現させる“先立つもの”の備え方…では、小泉に学ぶ老後の指針について伝えている。


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