27日に自民党のYouTubeチャンネルで配信された動画「ひろゆきと語る夜 #変われ自民党 日本の未来を語れ!」に総裁選候補者5人が出演し、実業家のひろゆきこと、西村博之氏(48)とともに討論会を行った。


 ネットの注目を集めたのは、小泉進次郎農相(44)の陣営による“ステマ”騒動についての言及。

そして、ひろゆき氏が候補者に英語で質問を投げかけたシーンである。


「日本をどんな国にしたいか」と問われ、林芳正官房長官(64)と茂木敏充前幹事長(69)は流暢な英語で回答したが、小泉農相は「ひろゆきさんの提案に乗ってはいけない。日本語で答えます」と“反発”し、ひろゆき氏から「大和魂的な?」と揶揄される展開に……。


「林氏と茂木氏は米ハーバード大大学院修了で、語学力が堪能なのも伝わる一幕でした。一方、小泉氏も名門コロンビア大大学院を修了しています。小泉氏の場合、当時環境相だった2019年9月にニューヨークで開かれた国連気候行動サミットでの“セクシー”発言が話題になりました。語学力には疑問を抱いていた国民からは、今回英語を拒否したことでも批判が上がっています。28日に『ニコニコ生放送』などで配信された『総裁候補vs中高生『日本の未来』討論会』でも、海外生活が長く日本語が得意ではないという生徒から英語での回答を求められた際も、小泉氏は“拒否”していましたから」(スポーツ紙記者)


 この時、米ハーバード大大学院修了の小林鷹之元経済安全保障担当相(50)も日本語で回答していたが、英語で「Let me speak in Japanese.」と断りは入れていた。こうして今回の総裁選候補のうち、4人が米国の院卒であることも話題になったが……。


「今回のとことん英語を拒む小泉氏を見て、SNSでは故・野村克也さんの妻で故・野村沙知代さんを思い出した人が多かったようです。1996年の衆議院選挙に立候補した野村さんが最終学歴にコロンビア大卒と記したことで大騒動になりました。もちろん、小泉氏は詐称ではありませんが、彼が大学時代は父親の純一郎氏が首相を務めていた時期。

それに出身の関東学院大は偏差値が『高い』とは言えませんから、コネではないかという疑いは長年くすぶっています。一般論として、米国では過去には親の出身大学に子供をコネで入れる『レガシー入学』が問題になっていますから、政治家のコネは否定できません」(教育ジャーナリスト)


 小池百合子都知事(73)のカイロ大卒の真偽を巡る疑惑が解決していないことからも、海外の大学は実態を把握するのが難しい。


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